だって世の中だもの

セーラームーンの感想のみ

#61 うさぎ大ショック!衛の絶交宣言

ルベウス達が狙うのは未来のクリスタルトーキョーの結界、現代のクリスタルポイント。何かを見る衛。で、また引き裂かれる二人。先週ようやく平常になったところなのに。そしてまた当分こんな感じらしい……。苦労します。

しかし短い春です。第1話からずーっと食パン遅刻少女まんがで、第34話でデキてから第46話途中まで引き離されて、やっと衛が戻った数秒後に今度は死んで転生して、月影の騎士の呪いから解放するのに1クールかかって、今週これ。

MX 2023年5月31日再放送(放送開始30周年記念)

  • 早速ちびうさと呼ばれてる。先週の早速まもちゃん・うさこ呼びに続いて、ついていけない。しかしちびうさが納得したのはまもちゃんに気に入られたからだと判明。じゃあまあいいか。
  • ちびうさに嫉妬して衛との熱愛を力説するうさぎ。「深〰〰い愛」の間ルナがものすごく嫌がっているのでなんだと思ったら、「深」のところで舌が三又になってます。そりゃ引くわ。
  • 衛を見たパパ、「うさぎ、そちらの方はたしか前に一度……」。第50話のヴァーチャルリアリティーシアターでしょうか。確かに、衛はうさぎとラブラブになったばっかりで、それ以前はケンカ友達でしたから、1回もうさぎん家には来てないです。
  • うさぎが友達と誤魔化したのに、進悟が彼氏と見抜く。どこで気づいた? ブラフか? 発狂するパパ。うさぎのせいにする進悟。お前のせいだw 相変わらずいい心臓してます。
  • ママはママで「今度パパが留守のとき、家に連れてらっしゃいよ」。第40話の温泉でも言っているので、かなりお待ちかねの様子。しかしあのときは「パパとママに紹介してね」と言っていましたが、パパはまずいようです。パパもママも気持ちはよく分かる。
  • ちびうさの催眠が切れたのでかけ直し、ルナP変化で催眠傘。このときのBGM、先週も流れましたが、第1話でルナがブローチを出したときの曲の、ちょっと音程違いです。
  • 催眠にかかりかけながらも自力で振り切り、ピョン吉かというくらいうさぎに噛みつくルナ。第8話で、亜美ちゃんにあごをゴロゴロされたときも、途中で我に返ってました。この手のやつに強いようです。
  • ちびうさの挑発に、先週に続いて「うっきー」するうさぎ。家族はこれで片付くとして、先週見てたアルバムとか、催眠が解けたら自動で元に戻るんでしょうか。ほんとにあれどうやってんだろう。
  • ルベウスとベルチェの解説。未来都市クリスタルトーキョーを潰すために、現代の東京のクリスタルポイントを潰す計画。その第一弾。化粧品を売り、使った人は数年後に顔がかぶれて白髪になってニキビも増える。おしゃれな福笑いシリーズ。ずいぶん気の長い作戦だこと。
  • なにやらプリンセスの姿を見たらしい衛。「そういうことか。このままじゃうさこが」。どういうことだよ。
  • それで急にうさぎに冷たくして振る衛。もうちょっと言い方とかないのか? まあうさぎがあれだけわかりやすく妬いてるのに気づかない粗忽者だし。
  • うさぎがみんなに相談。「もしかしたら、衛さん、うさぎちゃんのためにあえてそういうこと言ったんじゃないかしら」。おお、亜美ちゃん何か情報を?「つまり、受験勉強よ」。先週もまったく同じセリフをしゃべってます。来週もやる?
  • 衛の部屋で勉強するちびうさちびうさが部屋を探し当てたのか? 衛が連れてきたのか? どっちにしろ連れ込んだんだよな。そうか衛お前。
  • その衛の部屋に突入して食い下がるうさぎ。「あたし、鈍いからまもちゃんが虫の居所が悪いなんて少しも気づかなくて」とか「あたし、お勉強もちゃんとするよ」とか、みんなが考えてくれた可能性を全部ぶつけてなんとかしようとするのがいじらしい。
  • 「そんなの信じられるわけないよ、だってあなたはプリンス・エンディミオンで、あたしはプリンセス・セレニティだったんじゃない」
    文字起こしするのに聞きなおすのもつらい。衛やタキシード仮面として自分を守ってくれたののほかに、前世の記憶に感情が突き動かされている。それだともう絶対にあきらめられません。もしもあきらめようと思っても心にそれを拒絶されるんだから。きついなあ。
  • 防音ばっちりの電話ボックスに入って、原画担当入魂の顔で、ママに約束を果たせないことを詫びるうさぎ。ガラスに押し付けられたお団子とか、ベルチェが撒いたチラシを見る表情が切ない。
  • うさぎのこんな泣きはらした顔は、第1話からずっと見てきて、なんか変わったなあと思います。恋すると何かが変わるねとかどっかで聞いたことがありますが、これもまたそのひとつ。
  • ベルチェがチラシを撒こうとして風で飛ばされる。水色です。「あーんモーレツ」と言っていますが、言ったのは小川ローザです。一応。
  • なにかにすがりたいのか化粧品屋を訪れるうさぎ。「綺麗になったら、まもちゃん、好きだって言ってくれますか」と切実に訪ねておいて、「男の人なんてみんなそんなもんよ」と無神経に言われるや怒り出す。「なによまもちゃんのことなんにも知らないくせに! 底抜けのバカじゃないの!?」言い方がヒステリック。でも自分はまもちゃんのこと知ってるのか。そんな怒りなのか。
  • なにも手に取らず帰ろうとするうさぎの手を取る厚毛さん。「待て! 言いたい放題言っておいて、それはないだろ」。いや、たしかに、ちょいと無神経なところはありましたが、こちらのご意見にも「うんそうだな」と言ってあげたいw フラれたばっかりなんだから許してあげて。今週はもう2回もヒス起こしてるの。
  • 厚毛さん改めアツゲッショにピンチのセーラームーンの前にタキシード仮面見参。ただ助ける分にはセーフ。「今だ、セーラームーン」のあとの呆気にとられた「あ、はい……」がまた切ない。
  • 「だったらまもちゃん、お願い、嫌いになったわけを教えて」。自分もまもちゃんのことを知らない。セーラームーンとタキシード仮面という建前を忘れて、せめて知りたいうさぎ。「私は弱い女の子は嫌いだ」とテキトーに言いつくろうタキシード仮面を「あたし、もっと強くなって」と真に受ける。当分の間衛とうさぎと視聴者がこのメンタルで進むのか。無印後半よりさらにきついなあ。
  • そこまで考えて、これを書くにあたってアバンタイトルから見直してみたら、
    「いきなり、別れ話なんて……。おーらー! 人が落ち込んでいるときになにすんのよ!」
    なんか心配いらなさそう。