だって世の中だもの

セーラームーンの感想のみ

#197 銀河の支配者ギャラクシアの脅威

1話目の伏線、ついに回収。あとまだ混沌とやらが残っています。それがギャラクシア様を指すのか、別途ラスボスがいてギャラクシア様はほんの前衛に過ぎないのか。ちゃんと情報ゼロで見ているので、最後まで驚かされて楽しもうと思います。

YouTube 2023年6月4日(劇場版公開記念)

黄金のスターシードは衛のもの。救い出されたセーラームーンとスターライツに代わって外部戦士がギャラクシアに挑む。ウラネプがギャラクシアに寝返る。ちびちびに守るものを教えられたスターライツがセーラームーンと再び向かう。

  • セーラームーンが犠牲者の名前を呼んで顔が浮かぶところ、BGMを無印から持ってきていますが、第45話でも流されたやつです。
  • スターズの序盤までネヘレニアの話を引っ張ったのは、サターンを成長させるためとのこと。1話目でギャラクシア様がやつを叩き起こした話、あれどこで出すんだろうとずっと思ってたんですが、ちゃんと視聴者が忘れるように、6話もかけてあそこをあそこだけで盛り上げてたようです。さすがギャラクシア様。
  • 銀河テレビ社屋内のオフィスに避難集合する一同。ここまでこの番組ずっとそうなんですが、オフィスにパソコンが1台もないです。さすがに1997年ともなればありそうなもんですが……。番組開始が1992年で、そのときには逆にまだ「パソコン=遊んでいる」という社会の認識だったかもしれないので、当時の美術資料で描いてるとかなんでしょうか。
  • いったん落ち着いて我に返って、衛やレイちゃんたちを失ったことを嘆息するセーラームーン。人死にとか死の知らせとかって、ちょっと時間が経たないと実感として受け止められないところはあります。
  • 「感傷に浸ってる場合か」とウラヌスに怒られるセーラームーン。それにしてもうさぎのここ一両日。朝から美奈レイが迎えに来て、放課後まで3人に護衛されて、一人になって衛を偲んで、変身してにゃんこと戦って、バラにタキシード仮面の影を見たら星野で、星野の前で衛に会いたいと号泣して、その場で星野にコクられて、夜レイちゃんが家に来て、流れで秘密を明かして、翌日星野の控室に押しかけて、改めて告白されてチューされて、そのままコンサートを聞いて、変身して、火球皇女の最期を見て、銀河テレビに押しかけて、4人の大切な仲間を失って、衛がどうなっているか知って、そして今怒られる。正気を保つだけでも大変そう。正義の味方も楽じゃないのだ。
  • 「これは僕たちの戦いだ。僕たちだけの力で解決するつもりだった。なのに、彼女たちは……」とウラヌス。ファイターの協力の申し出を断るネプチューン
    ヒーラーが「希望の光が見つからない限り」と絶望するのを「そんなことない」と否定するサターン。サターンの「セーラームーンのこと好き?」に「好きよ」と答えるファイターにどきっとするセーラームーン
    「わたしたちのプリンセスを信じて」「ギャラクシアは、必ずわたし達の手で倒してみせます」と言って出ていくサターンとプルート。
    一見美しいシーンですが、それだと希望の光なしで番組が終わっちゃうんですけど……。どうもウラヌスの義務感と責任感と自信過剰は、外部のみんなに共通しているみたいです。
  • 「のこってない? まもるもの。のこってない?」とちびちびに諭されて、セーラームーンと組むスターライツ。ほら、やっぱりウラヌスがいないとすんなりこうなるんですよ。
  • 自分からやられに行ってギャラクシア様につくウラネプ。コミックのギミックを出来るだけ持ってきてます。こういうのは普通、北斗神拳秘伝・聖極輪だったりしますが、今回はどんな思惑とかからくりなんだか。
  • 「また星の輝きが消えた」と異変に気付くヒーラー。この人、衛が襲撃された第173話でも一人で気がついてます。3人の中にも能力差があるみたいです。