あれ？ ヴィーナス対カラベラスとジュピター対ペッツは？
(1) TVK 2022年5月21日再放送
- コーアンに続いて仲間入りするベルチェと亜美ちゃん。「こうしてお友達になれただけで、ほんとにうれしいんだもの」「お友達」。先週ベルチェがマーキュリーに「他人じゃない。友達よ」と言われて「友、達」と一瞬うろたえていたのが、ここらへんにつながってます。
- 「ちっちゃい子供から食べ物を奪うなんて、みっともないわよ」。うさぎは第4話でただの通行人の子供から肉まんを奪おうとした過去があります。
- 太輪郭のどアップで代わる代わるしゃべるギャグ。亜美ちゃんだけまじめな顔なのがいいです。というかここ亜美ちゃん描きたかったんだろ。
- 「呼ばなくっちゃ。セーラー戦士たちを呼んで、助けてもらわなきゃ」。第68話でプーに言われたのが効いてるのか、セーラー戦士たちを頼るちびうさ。その代わり「ここから絶対に出ちゃダメだよ」といううさぎの言うことは全然聞いてません。純真なのかワガママなのかどっちなんだ。
- 例によっていつの間にか日が暮れているのは置いといて、「大気中に異常なエネルギーが満ちている。西の方向よ」。珍しくエネルギーというマーキュリー。
- 「戦いとはそういうもの。戦って勝ちぬいたものが正しいわよ」。カラベラスお姉さまごもっともです。セーラー戦士もここまで平和のために化け物を踏みつけにして戦い抜いてきました。
- 5人そろって「おしおきよ」。しかも引き。ところでその5人の背後に満月が見えます。かなり高いところまで昇っているので、夜もかなり更けてます。演出なんですけど、昼間の神社から今まで、大東京で人探しは大変です。
- カラベラス「罠とは思わなかったのか」マーズ「わかっていたけど、追って来たのよ」マーキュリー「あたし達のお友達を、返してちょうだい」。そういえば、ベルチェはマーキュリーが亜美ちゃんだと知っているのは知ってますが、その後みんな顔合わせとかしてるんでしょうか？
- ルベウスに捨てられたペッツの「それでは、あたしは」。この四姉妹は一人称からしゃべり方まで別々で、ペッツはずっと「わたし」と言っていたので、かなり狼狽してます。
- 亜美ちゃんのゴーグルに表示される羅列のような文字列。キーボードの上から3段目を1つ飛ばしと、4段目を左下から順番に打鍵すると、同じパターンが作れます。謎の記号の後に、2段目を2つ続きと1つ飛ばしを繰り返すと、後半のパターンが作れます。
- そのあとの円グラフの右下に、MAKO1と表示されます。こいつう( ´∀`)σ)Д`)
- ワイヤーにしがみつくヴィーナス。お尻丸出しかと思ったらアルテミスでした。いいところに掴まってます。ルナが肩に掴まったセーラームーンは丸出しです。「次元の裂け目を閉じる方法なんてなーいわよお」。こういうときのルナは、切迫していても意外にお気楽なしゃべり方をします。
- どさくさに紛れて抱き合うマーキュリーとジュピター。こいつう( ´∀`)σ)Д`)
- ヴィーナスとのサシ勝負が流れたので出番のなかった鞭でペッツを救うカラベラス。でも技の名前は明かされずじまい。
- 例によって励ますだけのタキシード仮面。強風の中びくともしません。
- 「いや、その通りだ！ あのスティックは、自分の周りに次元と次元をつなぐトンネルのような空間を作っているんだ。別の次元に飛ばされてしまう前に、あのスティックを破壊できれば、ブラックホールは消滅するはずだ！」ヴィーナスの尻にしがみついて真剣に力説するアルテミス。この辺からの、ルナがまとめ上げてみんなで躊躇なく飛び込むあたり、信頼とチームワークが出てて好きです。
- ペッツとカラベラスをリフレッシュさせて、銀水晶を見せびらかすセーラームーンを囲んでみんな笑顔の中、マーズだけちょっと困った顔で腰に手を当てているという、あふれ出すうさぎへの愛。今週はそこら中で愛し合ってばっかりです。
- 四姉妹の屋台の看板、読みづらいですが "Beauty Quartetto" と書かれています。おしゃれに英伊合体語。
- 「ま、ケンカするほど仲がいいってね」「あたし達と同じね」「あーら、向こうには誰かさんみたいなおっぺけぺーはいないみたいだけどね」。レイちゃん、おっぺけぺーとかどこで覚えてきたんだろう。うさぎとレイちゃんのベーは有名ですが、今週はうさぎが歯ぎしり。ベーしたらくっつきそうな間合いです。
(2) MX 2023年8月23日再放送（放送開始30周年記念）
- もう首が寒いことをワイズマンに告げられ、先週のチェスを持ち出して「持ち駒のすべてを投げ出し」と、余裕のないところを見せるルベウス。ペッツとカラベラスには、「失敗すれば戻る場所はないと思え」。分かりやすい中間管理職の小物。先週「四姉妹の面汚し」なんてのが出てましたが、オープニングにあと3人出てきたし、この人こそ四天王の中で最弱というか、ジェダイト的立ち位置。
- たしか先週まで夏服でしたが、いきなり落ち葉焚きでヤキイモ。
- ちびうさに「ヤキイモパーティーってレイちゃんに言われてひょこひょこ飛んできといてよく言うわよ」と挑発されて、第61話以来の「うっきー」を披露するうさぎ。ちびうさとコーアンが話している裏でちゃんと「自分だってヤキイモ目当てで来たくせになによ、ちょっと、人の話聞いてんの!?」とわめき続けてます。
- 髪は女の命とちびうさを気遣うコーアン。亜美ちゃんとチェスを指すベルチェ。ちゃんと先週、先々週のネタを持ってきています。
- 「そういう無神経だから誰かさんにもフラれるのよ」と無慈悲なレイちゃん。この回、1回目に見たときは第67話から見たのですが、第1話から一通り見て改めて今週聞くと、重みが違うw フラれたいきさつもそうだし、優しさの裏返しだというのもわかります。
- 亜美ちゃんの楽しい画面占拠。この演出はお花見の第51話以来。BGMが第9話の亜美うさデートの時の曲です。亜美ちゃんのシーンでよく流される印象があります。他の子の画面占拠もありますが、やっぱり亜美ちゃんがやりたかったんだと思う。
- 「それよりさ、おイモの場合食べ過ぎると困ることもあるじゃない」「そうそう、おなかのラッパがプ〜ってね」。おなかのラッパ、ここまでで何回出たっけ。頭のラッパも入れると最低4回は出てます。
- おならを誤魔化してるときに空に異変を見つけて急に真顔になるうさぎ。以前ならびっくらこいてアワアワするところかもしれません。やっぱりちょっと、第68話でちびうさをかばってから何か違う。
- みんなが変身するところを目撃して正体を知るちびうさ。現時点でみんなは、ちびうさは未来からきて銀水晶を狙っている謎の子供ということしか知らず、ちびうさも、誰かが銀水晶を持っているらしいことしかわからない。振り返ると、ちびうさとセーラー戦士はあんまり接点ないんです。プーに頼れと言われて、今週がその初めての機会。
- ダルクサンダー連発。名前はどうやら今週が初出。カラベラスは鞭の名前が出なかったどころか、結局単独で出場した回はありませんでした。
- ペッツに捨てられたカラベラスに速攻で手を差し伸べるセーラームーン。「たった今まで戦っていた相手に、なんのつもり？」「傷ついた人を気遣うのは、当り前よ」「それが、この世界のやり方なの」（うなずく）。いや、さすがにこの子オリジナルのやり方かも……。もはや優しさの権化。こんなん誰でもついていきます。
- ああでも、ここんとこマーズもマーキュリーもこんな感じだな。徐々にセーラームーンが伝染しつつある……。太一菌みたいだ。
- 「お姉さまは、あのスティックのパワーに乗っ取られているのよ」と教えられ、13話ぶりのシャボンスプレーから、ヴィーナスがスティックを叩き落として、ジュピターがスティックを狙って破壊、と思いきや、ペッツ本体を狙う。ジュピターには伝染してなかったw さっきダルクサンダーに負けたのを根に持ってたな？
- セーラープラネットパワー。個別には第44話でやってますが、合同はたしか今週が初披露。相変わらず脈絡なくみんな技の使い方を把握しています。放送されてないときに練習してんのかな。BGMが無茶苦茶いいです。
- おっぺけぺー。じつは第45話以来2回目という事実。
