だって世の中だもの

セーラームーンの感想のみ

#16 純白ドレスの夢!うさぎ花嫁になる

秋山先生を愛するなぜか名無しの婚約者氏の大人の振る舞いと、普段以上にお子様のうさぎ達。そのうさぎの2通りのドレス姿と、普段以上に傍若無人なレイちゃんの白無垢姿を拝めます。亜美ちゃんは特になにもありません。えー。とにかく絵が綺麗。

MX 2022年7月20日再放送(放送開始30周年記念)

  • デパートの屋上で中学生の放課後を満喫するなるうさ。なるちゃんのソフトクリームがないので、先に食べちゃったのかと思いきや、そのあとのカットでは再生してます。
  • うさぎは秋山先生の「家庭科の授業があんなだったから眠くて眠くて」。ということは、普段はあまり授業中に居眠りしないんでしょうか。意外。
  • いつも錯乱坊のように出てくる海野による妙に物語調の解説。秋山先生が変なのは婚約のせい。自作のドレスで豪華な挙式をするのが夢。お相手は自称地位も貯金も背の高さもない冴えないサラリーマン。当時は3高(学歴、収入、身長)とかが流行ってました。
  • 「まあ、理想とはちょっと違っても、愛さえあれば」「へっへっへ、甘いわ。理想はあくまで高く果てしなく、ハンサムがいればあたくし、チャンスはつかむ」。光るソフトクリーム。さっきからこの店のソフトクリームはどうなってるんだ。
  • 「目標、25歳までにゴールイン」。80年代には、女性はクリスマスケーキ(25まで)とか言われたりしてました。
  • 秋山先生が出てくるお店の看板に「AZABU JYUBAN」。明確に麻布十番だと描かれたのは初めてかも。
  • ウェディングドレスコンテストの特賞が豪華披露宴無料サービス。その下の1等がビデオデッキ。当時は一家に1台くらいはありましたが、まだまだいいやつは10万20万したような。
  • うさぎが妄想の中でタキシード仮面と元基おにいさんと同時にウェディングしてあんあんあんあんあんあん

    してるところに、レイちゃんも披露宴無料に吸い寄せられて鉢合わせ。よからぬことを企んでるのか、「うさぎちゃん」と呼んでます(レア)。
  • うさぎん家にお邪魔するレイちゃん。ママに会うのは初めてのようですが、無茶苦茶ブリっ子。ツッコむうさぎにはママが制裁。母が娘の脳天をお盆でひっぱたくアグレッシブさが素敵です。
  • ここ、とても珍しいことに一瞬見えてます。自宅だと思って油断した?
  • ママが裁縫ができないと知るや、超不機嫌で帰るレイちゃん。とがめるうさぎにあっかんべー。さすがにわがまま過ぎます。玄関を乱暴に開けた時点でふてくされてるので、ママにもその態度だったの?
  • コンテストに出る暇があったら訓練でもしててほしいとあきれるルナがうさぎのほうを振り返ると、誰もいない。「あら。え。こ。こらうさぎ!」たまにルナがうさぎを呼び捨てにするのが好きです。
  • 消えたうさぎは亜美ちゃん家。亜美ちゃんのお部屋初公開。白ソックスで小学生みたいな割に腰と太ももが柔らかそうな亜美ちゃん、コンテストには興味なし。「別に」のそっけなさ。うさぎとはうまく距離を調節しながら付き合ってるみたいです。
  • 拍子抜けのうさぎ。この手足の肉付き、どこかで見たような。確認したら、第11話(夢ランド)と作画監督が同じだったので納得。服がふんわりしてて童顔なのもこの人の特徴らしい。
  • 裁縫を教わりに来たうさぎに本をどっちゃり持ち出す亜美ちゃん。なんて友達想い。おそらく即席で済ませたかったうさぎも、ツッコむにツッコめません。

    亜美ちゃんの腕組みと表情が威張ってるんだかなんだか。なぜか顔が赤いし。自慢げに「基本から覚えるとしたら、まずこのくらいかしら」。お友達のために張り切ってるみたいです。
  • 生地屋さんでネフライトから生地を薦められる秋山先生。なぜかバーゲンセールのような奪い合いが発生している中に春奈先生を見つけて、春奈先生と呼んでます。さっきお店の外では桜田先生と呼んでたのに。
  • CM明けはなるうさ。第8話で亜美うさが初めて並んで歩いたあの道です。なんでわかるかって、背景のマンションが同じなので。なんてことない背景なんですが、なぜか印象に残ってました。マンションのペントハウスの囲いが、「スカイパレスマンション」の字入りに交換されてます。すごくどうでもいい情報。
  • 今度は秋山先生に教わりに行こうとするうさぎ。うさぎは飽きっぽいんだからと諭すなるちゃんに、「女の信念石をも割る」。「虚仮の一念岩をも通す」はよく聞きますが、「女の一念」もよく使われるようです。勉強になった。
  • 秋山先生のアパートに婚約者氏。
    「花束とそぐわないの」「冴えない人ね」「ひぐれ先生のとこに」「まさかひぐれ先生の婚約者!?」
    秋山先生を下の名前で呼び始める二人。今週はやたらと人の呼び方が気になります。それはそれとして、果てしなく理想の高いうさぎはともかく、なるちゃんも一緒になってるあたりが意外にドイヒー。
  • ネフライトに操られた秋山先生が、コンテストが終わるまで来るなと彼を追っ払う。完全に別人ですが、彼は特に見た目にはこだわらないらしいです。ドイヒーコンビと大人の対比。
  • 秋山先生に妖魔の気配を感じるルナと火川神社を訪れる亜美ちゃん。貸衣装をちょろまかしておじいちゃんに追われるレイちゃんと正面衝突。衝突寸前のお口あんぐり亜美ちゃんと、衝突中のお目目ぐるぐる亜美ちゃんが見どころ。
  • 亜美ちゃんKO。ずっこけ方がうさぎと違ってお上品です。にっこりのおじいちゃん。このおじいちゃんは第10話でうさぎのも見ています。うらやましい人だ。
  • 月野家に美少女コソ泥うさぎ小僧出現。かわいいw またしても自称美少女。トムとジェリーみたいな歩き方してます。ていうかそのほっかむりに何の意味があるんだお前……。
  • カーテンでドレスを縫おうという、軽くイカレたうさぎ小僧に対し、ママがカーテン生地代としてお小遣い3か月差し止めを条件提示。きっと月野家はいいカーテンを使ってますから、うさぎの小遣い額が想像できます。素直にドレス生地代を請求しないママも地味にイカレてます。
  • 秋山先生の部屋の外に、婚約者氏が置いていったと思しき花束が。「がんばってください」と書かれたメッセージカード。秋山先生、見た目で選ばなかった男が当たりです。
  • 彼女、彼を追い返したときに、コンテストが終わるまで近づくな、と言ってます。裏を返せば、操られていても彼への思いは消えてないわけです。
  • こうしてほじくってみると、彼が名無しなのも、一見冴えないけど中身は立派というキャラを立てるためかと思いたくなります。普通なにか名前付けるでしょ。
  • コンテスト当日。うさぎの指が包帯だらけ。ミシンは難しくて使えなったようです。レイちゃんのうさぎいじめに珍しく怒る亜美ちゃん。
  • 会場に参加者として潜入するためにうさぎが花嫁に変装。レイちゃんの「変装ペンがあるじゃない」といういつものツッコミ口調が、ちょっとだけうらやましそうに聞こえます。
  • 花嫁姿を実現したうさぎの顔。嬉しそう。もうこっちも嬉しい。このために変装ペンを物語に出したと言って過言ではない。そのくらいきれいです。
  • 変装完了ポーズのままのうさぎを見ながら、亜美ちゃんは保護者のようにうれしそうで、レイちゃんはむすっと腕組み。やっぱりうらやましいの?
  • コンテストに秋山先生登場。花嫁というより悪の帝国の女王です。エナジーレベルがピークなようで、世界中の男は私の前に平伏するがいいとか、言うことも女王様。
  • うさぎのドレスの下からルナが出てきて、「見たわねえっち」と怒るうさぎ。うさぎにとってルナが単なる猫の扱いではないことがわかります。
  • 秋山先生から妖魔が出てきたところで、当時の披露宴会場につきもののゴンドラに乗って現れるレイ亜美。ゴンドラには「幸せな2人」。いちいち乗りに行ったようです。マーチの演奏まで仕組んだのか? ファイティングポーズをとる直前の間に若干恥じらいが入ってます。
  • ちなみに第2話の海野の占いゲームも、「しあわせなふ・た・り」と表示されます。当時流行ってたのか?
  • 二人に負けじと、妖魔に向かってウェディングドレスでびしっと「よーし、超豪華披露宴の無料サービス受けそこなった恨み、ぜーんぶひっくるめて!」。ポイントそこかよ。今週はほんとに全編きれいです。
  • 先週決め台詞を二人にとられたセーラームーンも今週は混ざって、3人決めポーズ登場。マーキュリーとマーズの準備ができるまで腕を掲げたまま待機してるセーラームーンがお茶目です。
  • 変身で尺を取ってしまったので、妖魔の略式のムーンティアラアクションでテキトーに処理。逃げ遅れたセーラームーンへの二人のリアクションの違いがポイント。「あっ」「ばか!」
  • 結婚式。自作ドレスで豪華挙式が人生最大の夢という秋山先生。豪華かどうかはわかりませんが、理想とはちょっと違っても、愛さえあれば。先生が着てるのは露出控えめの正統派。コンテストから部屋に帰ったら怪しい女王様ドレスしかなくてビビったんじゃないか?
  • 「でもやっぱりハンサムがいいー」「こらうさぎぃ」。さっきの「こらうさぎ!」にかぶせてるみたいに聞こえます。だとしたら洒落てるなあ。