未来に来た甲斐あって、これまでの謎映像の秘密が次々明らかに。これまでちびうさを命がけで守ってきましたが、どうも深く考えると「なぜそこまで」という気がしてたんですが、今週からはそんなこともなくなります。
(1)TVK 2022年8月13日再放送
(2)MX 2023年11月8日再放送（放送開始30周年記念）
- パレスを残して廃墟と化している30世紀のクリスタルトーキョー。ママが脳裏をよぎり、反射的に無軌道に走り去るちびうさ。声で止めようとしてから、一拍遅れて追いかけるみなさん。先週といい、放し飼いが好きだなあ。
- キングエンディミオン現る。オープニングでおなじみの白いの。こいつが未来の衛。なんで歳とんないの？
- ついにキングによる長いネタばらし。地球はコールドスリープ状態に入り、30世紀に銀水晶とネオクイーンセレニティの力で目覚めるという。衛も氷漬けだったってことですね。
- 栄え始めたクリスタルトーキョーを征服しようとして鎮圧され、第10番惑星ネメシスに逃れて超能力を得た者たちが、暗黒の月の一族ブラックムーン。彼らの再襲撃からクリスタルパレスを守っているのが、未来の4戦士。やはりあの背中合わせの4人は本人たちでした。てことは20世紀から来た彼女らはちゃんと帰れるんだな？ よかった……。
- いや、まだ解決してない。今人柱になってる未来の彼女たちは、ブラックムーンから都市を守ってるんだから、撃退出来たら解放されるんだよね？ あのまま都市を支え続けるために死ぬこともなく永久に立ち尽くすままとかだったら泣くよ。
- 地球を救える幻の銀水晶を使えるのは、攻撃から身を守るクリスタルに包まれて爆睡中のネオクイーンセレニティだけ。「それは……まさか……」。さすがにセーラームーンといえども気づいた。先週のプーのセリフ「あなたはいつも」の意味もここで解決。
- 「そう。それは未来の君だよ。セーラームーン」「えーっ、うそ!? あたしが30世紀のネオ・クイーン・セレニティだなんて！ あ……うそーっ!?」ここだけ急にギャグになってCM入りするのはなんで？
- クイーンとキングの子のスモールレディがちびうさ。自動的にここでうさぎと衛の婚約発表。これはデキ婚と呼んでいいのだろうか？
- 「えーっ!? ちびうさが、あたしの娘？ あたひと、まもちゃんの……。へぇーっ!?」しゃべり方が急におばちゃんみたいになるセーラームーン。もう母性に目覚めたの？
- 真っ赤に発光する許嫁同士。そりゃ中2だし、これからこの人と、とか想像しちゃうわな。
- 「何年何月何日にそうなっちゃったのよ!?」マーズ伝家の宝刀、たぶん第43話に続いて3回目の年月殺法。お前も想像したな？
- しかしこの元カノ、まだ未練でもあるんでしょうか。あるいは単にうさぎに先を越されるのがムカつくだけだったり。
- キングの回想の中のセーラームーンが、頭に羽根付きになってます。
- それにしてもこのパパ、スモールレディにママの若気の至りの恥ずかしい過去正体について話してなかったわけです。なんでだろ。
- 許嫁コンビに娘を託すキング。キングがしゃべる間、セーラームーンは目を見ていますが、タキシード仮面の視線は最初のうちだけ下にずれてます。照れ臭いんだなw あるいはちびうさを見てるとか？ 細かいなあ。
- キングが「ここまでは敵の力も及ぶまい」と自信満々だった隠れ家に余裕で入ってきてセーラームーンを拉致するデマンド。まあこのキング、元がタキシード仮面だからなあ。
- 第3の目で金縛りをかける三只眼じゃなかったデマンド。「体が動かない……目が、そらせない……」。この番組で催眠系堕ちモノが見られるのか！ やめたげて！
- あせるタキシード仮面、20世紀の戦士たちに「スモールレディを頼む！」もちつけ。
- 気がつくとベッドの上で服が変わっているうさぎ。てことはデマンドが着替えさせたのか。けしからんな♡ こういう幽閉・軟禁ものも、胸が苦しくて切なくてすごく好きです。
- デマンドがセーラームーンが好きなのは、元々クイーンが好きだったからだと。それでまた金縛りで無理矢理キスしようとするデマンド。ここ、並行してコミックも読んでたんですが、あっちだとほんとにやっちゃいます。だから筆者は1回ショック死してます。テレビだからかまだソフトだという。
- 「まもちゃん!? 空耳……？ 遠すぎて、声も届かない。こわい。変身もできず、本当にたった独りぼっち。まもちゃん、会いたい。まもちゃん以外に人に、キスされちゃうよ……」
このセリフは、キスと順番が逆ですが、コミックにもあります。できたら、事前に「独りぼっち」が描かれてから、このセリフがくるのを見たかった。そのくらい切ない場面。BGMも悲壮さを際立たせてます。 - バラでうさぎを救うタキシード仮面。幻の銀水晶の力を吸収し封じるほどの力を持った邪黒水晶に支配された部屋の中でも、バラは有効な模様。
- セーラームーンが変身できない部屋の中でマントをなびかせ仁王立ちするタキシード仮面。その衣装、やはりタダのコスプレだったな？
- 「邪悪なパワーで強引に女性を我が物にしようとする卑劣な悪魔。許さん！」と大見得を切り、デマンドのエメリウム光線をコスプレマントで防ぎきるタキシード仮面。今週はかっこいいです。何しろうさぎだから、「卑劣な悪魔」とか、いつもの曲が流れないところとかに本気を感じる。
- のびーるステッキ。第14話（テニス回）に出てきてます。
- 悪のアジトが意外に近所。タイムボカンかお前らは。
- 嫉妬するエスメロードが邪魔してくれて逃げる二人。サフィールも、デマンドを篭絡するセーラームーンが憎い。あの中学生め、兄さんをロリにしやがって！ 兄さんは僕のものだ！ とか思ってるかどうかはともかく、ついに敵同士にも心の通い合うときがやって来た。これもセーラームーンのおかげだ。すごいぞセーラームーン。
- 「どんなことがあっても、あたしたち……」に続いて、唯一していい相手と唇を重ねるうさぎ。これからを案ずるように背後を見やる。
「グライダー壊れちゃったね……」
「1人乗りだからな。どうやって戻ろうか……」
