だって世の中だもの

セーラームーンの感想のみ

#21 子供達の夢守れ!アニメに結ぶ友情

スタジオライブのセルフオマージュみたいな話。制作とファンの距離が近く感じられてうらやましいです。事件に遭遇して単独行動するサブヒロイン亜美ちゃんと、ギャグキャラの次はアニオタにされるレイちゃん。こういうのもっとやってください。

MX 2022年8月24日再放送(放送開始30周年記念)

  • セーラーVアニメ化決定。(じゃん)セー(じゃじゃん)ラー(じゃん)ブイ まさかの2回目。
  • 場つなぎカットで、ビルの看板に「へるぷ」と大書されています。さっきアバンタイトルで「若い情熱に付け入るやつは、このセーラームーンが、月に代わっておしおきよ!」と言ってました。若手が情熱に付け入れられてこき使われてるぞw
  • 和子と浩美が歩く背景の「亜撞刺亭」という店名が目立ちます。すごい名前。あしゅらてい?
  • 浩美が落としたスタジオダイブの封筒を亜美ちゃんが拾う。住所等はテキトーに伏せられてます。「作監 只野♡」さすがに今週は珍しく楽屋オチが出現。
  • 爆走する車の運転席のネフライトを、亜美ちゃんがすごい動体視力で識別。そのナンバーで公道走って大丈夫か?
  • コンピューターの類が一切ないアニメスタジオ。ここから30年でどうやって今みたいになるのでしょうか。鉛筆の音がいいです。
  • ネフライトを追って、テスタロッサを足蹴にするマーキュリー。金持ちはこの程度気にしない。こういう、サブヒロインが偶然事件に出くわして単独行動するパターンは大好きです。マーキュリーだけ倒すチャンスなのに、「腕を磨いておくんだな」とか言って帰っちゃう紳士的なネフライトも。
  • 早速ネフライト鉛筆の利き目抜群で不愛想な浩美。実際にいる人の態度がモデルだったりしないだろうな。
  • 亜美ちゃんがアニメスタジオに行ってきたと聞いて、偵察を口実にレイちゃんを誘ううさぎと、アニメに興味がなさそうなレイちゃん。これ、もしかして第12話のあのパターンでないの? 通信機の声がいつもより電子的で、液晶がボリュームメーターになってます。点目の亜美ちゃんがいいです。
  • やっぱりそうかw 誰よりも行く気満々のレイちゃん。服はともかく、ペーパーバッグってところが。
  • よく考えたら、レイちゃんはセーラーVのまんがも買って揃えてるようなので、別におかしくはないです。でも作画スタッフの絵入りサインなんかをもらいに行く気なのだとしたら相当濃い気が。
  • 「レイちゃん、私たち来年は中学三年生よ」
    訥々とささめく亜美ちゃん。「レイちゃん」のイントネーションの無感情とうさぎの戦慄の表情がえぐいです。
  • 公私混同のスタジオ潜入。レイちゃんと一緒にお団子を星にして興奮するうさぎ。第12話の教室や、第17話の玄関先でも星になってますが、どれも作画監督が同じです。
  • たまりかねてレイうさを怒鳴りつけるネフライト浩美。「社訓 うるさいので私語は数10秒で切り上げてくれ。」という貼り紙に薄い字でルビが振られてるのは「営業妨害の…」「早めに」と書かれてるようです。
  • 「ふん、どうせセル画とかサインをもらうのが目当てなのよ」
    「この子たちはそんなこと考えてないわ」
    今週の視聴者サービス: 銅像レイうさ。
    最初に浩美に怒鳴られたときにも1コマだけ正面で銅像化してます。アニメーターはこんなところまで一生懸命描いてくれてます。
  • 監督に電話で「セーラーVは殺します」と軽く言う浩美。この時点で先々の予定まで決まっててこのセリフを入れたのだとすればすごい。アニメ制作は詳しくないんですが、ラストシーンの脚本とかって、アニメーターが決めるんですか?
  • スタジオの出入り口横に貼られたセーラーVのポスターに、なにやらマーキュリーやマーズっぽいキャラクターが。タキシード仮面とアルテミスも。まじめに考えてみると、第18話の考察から、この人たちもセーラーV同様世間に知られていて、モデルにされたのかもしれませんが、だとすると、セーラームーンだけハブられたということに……。
  • 妖魔カストルとポルクス。どっちがどっちだかわからんが、強い友情で結ばれた最強の妖魔とネフライトが太鼓判を押すとっておきです。背景の看板が「ベストフレンド」。今週は看板が多いな。赤いほうは「わ」に見えますが、もう一人はなんだ?
  • 横三段重ね同時変身。新しい。3人とも腕を横に掲げてます。コマ割りを意識するなw
  • 妖魔のデザインがかなりマイルドになってきました。最初のほうとかデビルマンみたいだったもんな。そう思って、ちょうど今デビルマンが無料配信中だったので見てみました。思い出どおり、だいたい同じノリでした。やはり、「90年代にあれはないだろう」「娘がおねしょした」とかクレームが入ったんでしょうか。70年代までのアニメは、ほんとに容赦なく視聴者を怖がらせに来ます。鬼太郎のOP/EDとか今でも怖い。
  • 横顔並びが8話ぶり3度目の登場。腕組みする新カットを挟んで、3人決めポーズは2話連続3度目の登場。
  • 妖魔が火と泡で攻撃。絵はマーズとマーキュリーのバンクからそのまま持ってきたみたいです。
  • トドメをどちらが刺すかでもめる妖魔コンビの背に、改めてわかりやすく「ベストフレンド」。ところで、妖魔のスカートが、セーラー戦士のものに似ていて前だけ無いので、色を塗り替えて妄想してくださいというメッセージだと思いました。
  • 本当の友情を見せんと、3人の混合攻撃。急に魔女っ子みたいな(?)挿入歌が入ってきてなんだこりゃと思ったら、歌っているのがセーラー戦士ご本人様でした。すみません。
  • 「もっと友情を」「大切にするんだった」。わかってくれてよかったです。
  • 浩美と和子がお互いに、了解なく使わないと約束していた鉛筆を使っていたことを告白しあう。裏切り合っているにもかかわらず、互いに良い結末がもたらされるのは、裏切りの目的が相手を追い落とすことではなく、相手を尊敬し自分が向上しようとしているためです。
  • 星空に浮かぶふたご座。一番右がポルックスで、右下がカストルポルックスは一等星です。
  • スタッフロールまで見たら、今週の主役の2人が作画監督のもじりでした。なんかいろいろ思い入れて描いたんだろうなあ。
  • 次回予告、ルナに盆踊りと振られて炭坑節を持ってくるうさぎがクールです。