だって世の中だもの

セーラームーンの感想のみ

#7 うさぎ反省!スターの道はきびしい

視聴者はセーラームーンに憧れても、うさぎはスターに憧れる中2でいたい。そしてそのスターに反省猿をチョイスするセンス。早くうさぎを一人前の戦士にしたいルナとついにケンカ別れ。でも事件は探りに行く。でも妖魔が怖い。でも変身。多感な年頃です。

MX 2022年5月18日再放送(放送開始30周年記念)

  • アバンタイトル、しゃべることが少なくて間延びしてる割に、最後の「おしおきよ」の「よ」が若干はみ出てるような気がします。
  • 遅刻しそうなのに白鳥みかんちゃんのゲンキリンのポスターの前でのんきなうさぎ。その隣のポスターの「ツキナミンD」のほうが気になります。カバンでうさぎを殴打するなるちゃんの仲の深さも素敵。
  • しかも今週はなるちゃんも遅刻寸前。友達が友達だと伝染するようです。
  • ゲンキリンのポスターを見せびらかす海野に窃盗疑惑をかけるうさぎ。私も友達とやりました。がらがらの電車の中吊りをそーっと引き抜いて持ってくるとか(時効)。教室の掲示板に鉄道会社のお知らせが貼られたときは、さすがに先生がツッコんでました。
  • 海野のノート(ブック?)パソコンの画面がバックライト付き白液晶というのが芸が細かいです(画面の上下がやや暗い)。当時はまだ、大学生すらノートパソコンを持ち歩くというのはレアな時代。まして中学生ならなおさらです。没収されても知らんぞ。
  • 次のスターはうさぎという海野に対して怪訝な顔の一同。うさぎは顔はかわいいと認識されている(第4話)ので、中身が問題らしい。そのうさぎを推す海野。うさぎの内面にも惹かれているようです。
  • みかんちゃんが出てきた、9チャンネルTVAテレビ明日の春の新番組は「みかんでグー!チョキ!パー」。なんかエロいにおいしかしませんが……。
  • みかんちゃんに群がるファンたちを見て作戦を思いつくジェダイト。いつもこんな感じの行き当たりばったりという作戦立案風景を描いたドキュメントです。
  • みかんちゃんの収入を聞いてうさぎを誘うなるちゃん。芸能界に殴り込みと言われ、テニスラケットを持ち出すうさぎ。仮に殴り込みが襲撃の意味だとして、ラケットが何の役に立つんだろうw
  • 音楽をかけてダンスの練習。劇中でもムーンライト伝説はヒットソングらしいです。進悟言うところの浪花節を唄いつつ踊る二人。戦士をやる気がないうさぎを傍観するルナがいい味を出してます。
  • テレビで猿が反省中。反省猿の次郎は流行りました。「反省だけなら猿でもできる」って、辞典に載っててもおかしくないです。
  • ルナに芸をすすめるパパを見て、何か思いついて飛びだすうさぎを見た一家の反応。
    「熱でもあるんじゃないか」
    「いつもあんなもんよ」
    「あんなのまだマシな方だよ」
    第4話に続いて、この家族ドイヒーです。
  • うさぎと袂を分かったなるちゃんが海野を相方に指名。しかも女装。ほんとにこの3人、仲良しです。そもそも他に誘う女子はいなかったんかい。中2女子が自室に男子はなかなか入れないと思います。
  • なるちゃんの部屋のかっぱ頭の人形、なんでしょうこれ?
  • クリスタルマンみたいな妖魔がグルグルガムでみかんちゃんを襲撃して入れ替わり。にせみかんちゃんでシンデレラキャラバンの宣伝を始めて、ジェダイトがマイクを握って司会。この人もDJやらインストラクターやらとノリノリだな。
  • パラボラアンテナから放たれる洗脳電波の音が気になる。クラウンから流れてくるゲーセンの環境音に、『スペースインベーダー』のUFO撃墜音が使われていると思っていたのですが、この音なのかもしれません。
  • シンデレラキャラバンにルナの反省芸で挑む気のうさぎと、ひたすら戦士の使命を説く前のめりのルナ。勝手に選ばれた戦士あるある、普通の女の子に戻りたい。
  • 2話ぶり登場で機嫌のいい衛にからかわれて、やっぱりキャラバンに行くのをやめるうさぎ。「食パンくわえて曲がり角でぶつかったアイツ」に対する反応そのものです。今週の衛、やさしく「やあ」とか言ってるのがむしろ薄気味悪い。からかってるうちにかわいくなってきたのかもしれません。
  • 廊下を走るうさぎ。ついに週2回寝坊しました。
  • 芸の練習場と化している教室を見て、「みんな授業だよ」と心配するうさぎ。遅刻する割にこういうところはまじめです。
  • サイン入り色紙を量産するなるちゃん。なるちゃんも洗脳されたようですが、ところでなるちゃんは、洗脳される前に海野を呼んで女装させてます。どこに持ち込みに行くつもりだったんだあれ。
  • キャラバンに応募した人たちがみんな変ということで、うさぎを引き留めたことに感謝しろと威張るルナ。じつはうさぎが感謝すべきは、ルナの知らないところで遭遇した衛のほうだという。
  • キャラバン当日。会場のシャンシャンプラザが中野サンプラザっぽいです。
  • 海老一染之助染太郎の太神楽(だいかぐら)をやってる人がいます。当時は正月番組の定番だった有名な人と芸です。
  • 警官が「バク転」と言って左から右に横切ったのが見えなかったのでコマ送りしてみたら、バク転(後方転回)ではなくハンドスプリング(前方転回)でした。さっきはV字バランスとY字バランスを間違えてるカットもあったし、わざとと思われます。
  • うさぎがホールをのぞき込むと、にせみかんちゃんから元に戻っていた妖魔が第1話みたいにエクソシストの真似を披露。そういえばそろそろ、風呂場の本物のみかんちゃんが心配になってきました。2、3日ほったらかしでしょ?
  • 腰をぬかして逃げ出すうさぎ。怖いからってわざわざトイレの個室に逃げ込んだところを、ルナがノックしてるのが地味に笑えます。
  • 今週は乙女の純真な夢を追いかけたいうさぎ、「またあそこにいくの?」ああ! 持ってるMASLとおんなじだ!! すげえw それはともかく完全にやる気ナッシングですが、「なるちゃんたちが大変なのよ」と、その名を出されると行かざるを得ない。
     
  • 変身するとき、指先が光るようになりました。そう思って前説を見返したら、今週から同期して光るようになっていました。前説は先週新しくなったので、てことは、先週は新しくなったのに手だけ古いという、誰も気にしないレアな回になっています。
  • 目だけ光る黒い観客が拍手する中、黒い背景で踊り狂いながら一人一人倒れ、にぎやかだった舞台が静かになっていく。子供が見たら怖いかもしれません。
  • 先週に続いて、用意周到に自分にスポットライトを浴びせて出てくるセーラームーン。怖かろうと親友を救うためだろうと、ここんとこはこだわりポイント。
  • さっきクリスタルマンみたいな妖魔と書きましたが、着地の足音はどちらかというとクリスタルボーイです。
  • ホールの客席の下にこそこそ隠れるセーラームーン。颯爽と出てきたあとは、コスチュームに身を包んだまま逃げるというその姿が、うまく言えませんがとても魅力的です。親近感や現実感というか身近さというか、これだったら自分もセーラームーンになれるかも、と思わせるのかもしれません。
  • セーラームーンに対しての妖魔は、グルグルガムではなくゼリー拘束で攻撃。今週の視聴者サービスはニッチです。タキシード仮面に救出された時点で死んでそうですが、大丈夫ですか?
  • エンディングの絵が描きなおされて、背景の都会の明かりが消えて深夜になっています。
  • 今週初めて進悟がクレジットされました。なんだ、春奈先生と同じじゃん。だから今まで出てなかったのか。
  • 次回予告に亜美ちゃんキター!!
  • セーラームーンが一人で活躍する話は今週で最後でした。こういう仲間が集まる前とかの「初期」が好きです。こういう時期だけの雰囲気、面白さがあります。