だって世の中だもの

セーラームーンの感想のみ

#28 恋のイラスト、うさぎと衛が接近?

恋がかなうというユメミの絵にプリンセスを重ねる衛、懐かしさを感じるうさぎ。どうやら順調に食パン遅刻少女とロッカー転校生の運命を辿らされている二人。今が一番見ててこそばゆい時期だと思います。そして海野となるちゃんも接近?

ということで、いつの間のかイヤなアイツと普通にコミュニケーションしているうさぎ。見返すと、二人が道端でケンカするパターンは第13話が最後です。ネフライト編以降のうさぎは、女の子の美しさとは何か聞かされて覚えてたり、なるちゃんのことで吹っ切らせてもらったりと、知らぬ間に心に何かを残されています。

MX 2022年10月12日再放送(放送開始30周年記念)

  • プロローグが変わって、虹水晶の説明に。「セーラームーンやってまーす」って、まだちょっと夢を見てる気分なのかもしれません。
  • 毎週虹水晶を見ててついに思い出した。レインボーアイランドですよ。
  • カップルだらけの公園。先週まで夏服でしたが、本放送日は先週から10月ということで、今週は急に枯葉が舞い、木々は色づき、うさぎの服装も秋ものです。黒スパッツなんておしゃれ。リュックを片方の肩でしょうの、当時みんなやってました。
  • 幻の銀水晶を狙うタキシード仮面は敵か味方か?「一応敵とみなすべきだわよね」とつれないルナ。でもこの猫、第22話でタキシード仮面からその名を聞くまで銀水晶知らなかったんですよね。普段の無責任っぽい性格がここにも。
  • 恋しいお方の正体はわかんないし、怖い妖魔は出てくるし、なんで自分ばっかりと、番組に文句を付け出すうさぎ。だって前説で「セーラームーンやってまーす」とか軽く言うから……。
  • ムーンスティックを落として気づかないうさぎ。ルナのビビり方がすごい。先々週もあんなに絶望したりして、気苦労が絶えません。宙を舞うスティックを目で追って、一拍遅れてビビる細かさが好き。
  • 夢野ユメミのギャラリーを見に来るなるうさと、湧いて出る海野。海野を嫌がりはすれども邪険にはしないうさぎ。あれ? 衛への最近の態度も似たような。
  • ユメミさんに捕まる衛を見て「元基おにいさんのお友達じゃない?」となるちゃん。第3話でうさぎと一緒に衛に会ってますが、それほど面識はない様子。やっぱり今まで通り、普通の人々として、戦士側の人たちとは深く関わらないことになるようです。
  • うさぎが衛を冷やかしに離脱。二人っきりの海野となるちゃん。第26話でなんか怪しそうでしたが、海野があっさりなるちゃんに乗り換えた。今のところ、うさぎの女性としての魅力に気がついていたのはこいつだけなので、可能性ゼロとはいえ実にもったいない。
  • そのうさぎは、なるちゃんを送って行けと海野をなるちゃんに押し付けに言いつけてるので、気持ちに気づいているらしい。イヤな顔はしても親友です。
  • 一方のなるちゃん、先々週いい感じだったので軽い女疑惑が取りざたされてますが(個人調べ)、今のところ興味はない様子。よかった、軽いのは海野だけだったんだ。
  • なるちゃんの出番はここで終わり。ちょっと以前とは立ち位置が変わってきてるみたい。
  • 「レイちゃんに言ってやろー」。ここ、うさぎのほうから衛にちょっかい出してます。自分から絡みにいかないでレイちゃんに言いつけに行ってもよかったはずです。でも冷やかすほうを取る。「顔も見たくないヤツ」ではなくなっているのがわかります。
  • 衛も衛で「誤解するなようさぎ」と「うさぎ」呼び。本人に呼びかけるときに名を呼んだのは初かも。レイちゃんのことを気にかけている面もうかがえます。
  • 強引にモデルを頼まれて「俺だってそう暇ってわけじゃないんだぜ」と不満な衛に「いいじゃない。大学生って遊んでばーっかいるんでしょ」。大正解です。この辺も、イヤなアイツへの接し方ではありません。
  • うさぎに衛と並んで座ってもらおうとするユメミさん。「うさちゃんはここね」。「うさちゃん」。
  • レイちゃんの恐怖におびえながら衛の隣に座るうさぎ。衛の横顔にときめいてしまった己を必死に偽るうさぎの赤いふくれっ面を見て、ほほ笑む衛。じつは衛のほうは、第7話あたりで早くもこんな感じになってます。
  • そんな二人を見て「いい絵がかけそう」と豪胆な発言をするユメミさん。天才はちがうなあ。
  • 第2話にもあった、街灯が点滅してから点灯する演出。街灯が蛍光灯からLEDに変わった今では、この演出は使えなくなってしまいました。
  • ムーンスティックをくわえてうさぎの行方を探すルナ。発言と口調がもう完全に、出来の悪い娘を持った母親です。
  • 「これっきりだからな」と不機嫌な衛に「びーだ」。あれ!? 「びーだ」を言い終わらないうちに笑顔になってる? これ、ユメミさんじゃなくて衛に向けた笑みでしょうか。やだなんか急にドキドキしてきた。うさぎの中ではもうそんな感じなの?
  • どうでもいいけどユメミさんの後ろのネギの鉢植えはなんなんだろう。
  • うさぎを送るユメミさん。
    「衛さんに送ってもらう方がよかったかな」
    「とんでもない! やーだ、誤解よ」
    海野になるちゃんを送らせたうさぎもしどろもどろ。ユメミさんにはそんな感じに見えたようです。そしてそう見えたんだと、うさぎも思っているからこの返事。あら。
  • うさぎを発見したルナ、ムーンスティックをぞんざいに投げ転がし。自覚を促すお小言が母親感抜群ですが、「うさぎちゃんの悩みってその程度、単純なんだもん」とか、これも母親みたいなことを言って、またもうさぎを見失う。それで「正しいこと言ったつもりだったのに、言い過ぎかしら」と普段の無責任発言。
    第26話でうさぎの良さを必死に訴えていたルナですが、まだまだ掴み切れていないようです。
  • うさぎはルナにおきらくごくらく扱いされて泣いて走り去るものの、ムーンスティックが反応すると、ちゃんと真面目スイッチが入る。ルナが見てないところで自覚の芽生えを披露するという間の悪さ。第26話でもこんなのがあったぞ。
  • ゾイサイトに襲撃されたユメミさんの第一声「きれい」。天才は違うなあ。
  • ユメミさんが虹水晶を取られて妖魔に。変身するところは倫理上?省略されました。
  • うさぎが現場を目撃するも、一人だしやっぱり怖い。最初の本人の弁どおり、怖い妖魔は出てくるし。
  • 通信機でのうさぎの呼びかけにすぐさま立ち上がる3人と1匹。亜美ちゃんが読んでいるは「数III」。いつも通り数学です。
  • 戦士としてのうさぎに奮い立つルナ。て、よく見たらうさぎの部屋。自分に傷つけられて駆け出したうさぎをほっぽって帰ってました。無責任猫w
  • うさぎの変身アクションがやたら豪華。一瞬歯を食いしばるところがポイント。第17話でも似たようなアクションがありますが、同じ作画監督です。この作画監督は、お団子が星になったり、口が顔からはみ出たり、アクションが華麗だったり、いろいろあります。
  • 妖魔を連れて、ちゃんと人目につかない建設現場に向かうゾイサイト。番組思いの悪者です。
  • そこに待ち伏せしているセーラームーン。人目につかないところに来るってわかってるw
  • この建設現場、さっきうさぎが通りがかってます。鉄板の上を歩かせて、足音でそれを強調しているのが演出が細かい。
  • 舞い降りるセーラームーン。今週の作画監督だと、第12、17話と同じカッコいい着地姿勢が期待されるところですが、普通でした。
  • ところが、口上の途中で首を振るのが目に入ったのでコマ送りしてみたら、第12話の「そこにいる彼氏のいない女の子たちが、かわいそ〰〰じゃない!」と同じ顔。さすが今週の作画監督
  • 「ふ、何がセーラームーンだ。いけ、妖魔ビーナよ」。珍しくオカマ言葉じゃないゾイサイト。こっちが本来のしゃべり方なんでしょうか。
  • 全員集合。建設現場入口の蛇腹が自動でオープンするところでフフッてなりました。
  • ここまで一人でがんばったセーラームーンを言葉で労うルナ。さすがに己の無責任ぶりを多少は気にしてたらしいです。
  • 鉄骨の上で暴れるみなさん。浮けるゾイサイトはともかく、よく怖くないなあ。オルゴール落としたときなんか、見てるこっちの足がズーズーしたぞ。
  • 「タキシード仮面」。今週は久しぶりに様抜き。「それ、あなたのペンダントですね」。あれ、セーラームーンが彼に直接あなたって呼び掛けたことありましたっけ? 最初にルナが警戒してた通り、彼女にとってはまだまだ謎の人。この二人も接近?
  • オルゴールはタキシード仮面公認でセーラームーン預かりに。プリンセスを探しているなら持っておけと。彼はさっき、ユメミさんの絵の男女にオルゴールを重ねていました。なにか知ってるんでしょうか。
  • 虹水晶に関しては譲らないと聞かされ「タキシード、仮面様……」。様付きに戻った。そして「やはーっ! まだ終わってなかった!」と珍しく半分メタなセリフ。
  • セーラームーンが戻ってくるまで、ほかのみんなで妖魔の相手。手加減してセーラームーンに引き渡さないといけないわけですが、「だいぶ弱ってきたわ」とか言われると、妖魔がいたぶられているようでお気の毒です。
  • 元に戻ったユメミさんが見上げる先に、街の光を背に立つセーラー戦士。足長すぎ。4人が並び立つのは珍しいかも。やっぱり3人とは雰囲気が全然違います。ところでみなさんが立ってるそこ、厚さ1センチくらいの鋼板ですよ?
  • 月に向かって消えゆく4人の影。今週のセーラームーンは飛べるようです。そういえばタキシード仮面も飛んで帰ったし、さっきの鉄骨のシーンも納得?
  • ユメミさんのギャラリーを訪れるまもうさ。途中で会ったのか、待ち合わせしたのか。いずれにせよ二人の距離が、一緒に現れるという演出が視聴者から見て自然なくらいになってます。まもうさと書いても違和感ありません。
  • 完成した絵を見て、衛の「ほー、モデルの割には、素直な感じだな」に「もー、素直じゃないんだから」とふくれてツッコむうさぎ。もう「キライな友達」から「ヘンな友達」に進んでます。このあと二人そろってギャラリーを出て、ユメミさんという仲介者がいなくても一緒に帰るでしょう。クラウンに寄るくらいしそう。
  • それにしても、絵とはいえ見つめ合ううさぎと衛。過去うんぬん抜きで、見たら何かしら意識してしまいそうです。
  • 自分に直接会って「素敵な人よ」と言ってくれたうさぎに触発されて、美人の自画像をリアル志向にかけ替えるユメミさん。象徴派から写実主義への転向です(出鱈目)。
  • 画面内にゾイサイトの絵が飾られていないか確認しましたが、さすがに無かったです。