だって世の中だもの

セーラームーンの感想のみ

#10 呪われたバス!炎の戦士マーズ登場

レイちゃん登場。亜美ちゃんとはうまく仲良くなったうさぎも、彼女の前ではタジタジ。すっかりやる気満々の亜美ちゃんと、怖いのが嫌なうさぎの対比。うさぎは妖魔に狂わされた先週のほうが使い物になってます。開き直るまでが大変。

MX 2022年6月8日再放送(放送開始30周年記念)

  • 第2話以来の幻の銀水晶の話題。ダークキングダムという組織名も初披露。
    「お前はいくつかの失敗をした。名誉を挽回する機会を与えよう。エナジーを集めるとともに、地球上の二人の戦士を見つけ、抹殺するのだ」
    さすがにヤバイジェダイト様。1勝8敗だし。
  • うさぎの横を走るパトカー。昔の警視庁の電子サイレンです。まんがの「ファンファン」ってやつ。調べてみたら88年までしか使われてないらしい。
  • うさぎとルナがバス停に亜美ちゃんを発見するや、駆け寄るルナと抱き寄せる亜美ちゃん。普段うさぎの世話で疲れてるんだろうな。

    「いい塾に通うためなら、飛行機にだって乗るわ。あたしは戦士なのよ。もっと勉強して、いろんな知識を蓄えて、はやくルナの手助けができるようになりたいの」。つり眉で熱弁。これはこれでちょっと前のめりにも聞こえます。
  • 亜美ちゃんがらみのシーンで3話連続、同じほんわかしたBGMが使われています。亜美ちゃんのテーマ?
  • 消えるバスの噂を持ってきたなるちゃんと、厄除けのお守りを買いに火川神社へ。そこにはハカマ姿のジェダイト。だんだんジェダイトの次のコスプレが楽しみになってきました。
  • うさぎ達にちょっかいを出す宮司らしきじじい。声がどこかで聞いたような気がしましたが、友引高校の校長でした。
  • 噂の霊感少女レイちゃんが、おじいちゃんを止めに登場。「バイトしてもいいな」と憧れるうさぎ。ぜひやってもらいたい。
  • ジェダイトの妖気を感じたレイちゃん、お札一枚貼るのに大げさなアクションでうさぎに誤爆。ひっくり返ったうさぎを、おじいちゃんが足の方向から見ながら喜んでます。
  • 「最近何かおかしいの。前はぴったり当たった勘も予言も狂いっぱなしで」
    (予言? まさかこの子、探しているプリンセスでは……)
    亜美ちゃんのときといい、ルナの勘が狂いっぱなし。巫女がプリンセスとかいうアニメだったらそれはそれでいいですけど。
  • 事件と判断してバス停に向かう二人と1匹。途中の電柱に、今週も電話番号が丸出し。今回はちゃんと8桁になってますが、よく見ると9桁にも見えるので、なんとなく配慮はしてる模様。
  • 火川神社のお守りを付けた恋する女生徒の行列。「大勢いる」「ほんとだわね」。ルナの「だわよ」「だわさ」シリーズのバリエーション。
  • 「高校受験が大変なときに、無駄に使う時間があるなんて不思議」
    「亜美ちゃんだって恋くらいするんでしょ?」
    硬いことを言う亜美ちゃんに、頼みもしないのに妄想を始めるうさぎ。自分とのあまりのギャップに、亜美ちゃんの口がダッシュ勝平みたいになってます。
  • 「うさぎちゃん、ほんとの恋って何かも知らない子がね、軽々しく恋って言葉を口にするもんじゃないわ」
    叱るように諭す亜美ちゃん。中2が言うとそれはそれでおませさんっぽい。どうも亜美ちゃん、理想家っぽいところがあるようです。
  • バスの方向幕が「赤66 仙台坂圣由」。「圣」の字が気になる。いわゆる俗字ですが、当時の都バスはこれを使用してたんでしょうか?
  • バスを怖がってブリっ子するうさぎを強引に突き出す亜美ちゃん。先週もうさぎの襟を引っ張ってましたが、やっぱり意外に積極性というか前のめりなところがあります。さっきの理想家っぽいのもそれかな。
  • 乗らなかったバスは宙に消える。うさぎがレイちゃんに教えに行くと、「あなたまでうちのおじいちゃんのせいだって言うの?」とけんもほろろ。「ごめんなさい、あたしレイちゃんとお友達になりたいの。ほんとよ」と語りかけても取り付く島もない。内股でおろおろするうさぎが珍しい。

    「お友達になりたいの」って正面から告白するのがうさぎらしいです。単に事件で気になるだけじゃなくて、なにか惹かれるものがあったみたい。
  • バス乗車再トライ。怖がって柱にしがみつくうさぎのスカートを引っ張るルナ。ここ、先週の予告では白いものがチラチラしてましたが、今週は黒くなってます。やっぱりレオチラはよくてパンチラはダメなのか。おじいちゃんには見せといて視聴者に見せないとはどういうことだ?
  • 恐怖を克服するため、かっこいいスチュワーデスさんに変身するうさぎ。理解に苦しむルナ。きっと、ドジでノロマなうさぎだからじゃないかなあ。
  • 遅れてきた亜美ちゃんが、うさぎを乗せて空に消えるバスを見てへたり込む。その瞬間、足の付け根に黒い影が見えます。先ほどのうさぎの例からすると、ひょっとして!?
  • バスから異空間に放り込まれるうさぎ。上からレイちゃんが降ってくる。この状況でルナに「セーラームーンに変身よ」。
    「もうこんな生活やだ~!! でもやっちゃう!」
    「そう、その根性と能天気さが大切よ」
    限度を超えるとヤケクソになるあたり、一応やる気はあるようです。
    「もうこんな生活イヤ」は、『オレたちひょうきん族』で流行ったことがあります。
  • その降ってきたレイちゃん。ジェダイトを怪しんだら異空間に投げ出され、妖魔に絞められ、なぜかスチュワーデスがいて、セーラー服美少女戦士に変身して助けてくれる。と、なんでもアリの状況。そこにルナ。
    「レイちゃん、変身ペンを出して」
    「猫がしゃべった!」
    最初に驚くのがそこかw まあでもたしかにこの状況でも、猫がしゃべったら猫がしゃべったって言いたくなると思います。
  • 「あなたは火を扱う戦士、セーラーマーズよ」。レイちゃん変身。セーラームーンもマーキュリーも同様ですが、完了ポーズの直前に決め位置と逆側に腕を振って目をそらし、完了ポーズにインパクトを与えています。スピンしているところの音がいいです。
  • 「どうなってるの?」と戸惑うマーズ。飲み込みの早かった亜美ちゃんと違って、普通はそういうリアクションだよなあ、と思ったんですが、技の名前を聞く前に「ファイヤーソウル」と叫んで妖魔を滅殺。亜美ちゃんより飲み込みが早いじゃないか。
  • タキシード仮面の運転するバスで戻ってきたセーラームーンに、笑顔で手をふる亜美ちゃん。同乗している見覚えのない赤いセーラー戦士にビビらないあたり、やっぱり飲み込みの早さでは負けてないです。
  • 今週から早くも3人?と思ってたんですが、今週はまだレイちゃんがゲスト扱いなので、基本的に亜美うさでした。結構うれしい。亜美ちゃんが変身しませんでしたが、セーラームーンが亜美ちゃんに飛びつくところは、見てるこっちも嬉しくなります。
  • ちなみに、おじいちゃんが「レイか」と呼んだ以外は、劇中に「火野レイ」と名乗るところはありません。おじいちゃん実は重要キャストでした。