だって世の中だもの

セーラームーンの感想のみ

#50 うさぎの危機!ティアラ作動せず

Rになったからか、温泉に続いて改めて月野家の絆が描かれています。
どつき合い時代のうさぎと衛がちょっと見られてうれしい。
その衛とは別の月影の騎士が出てきたのは意外。
衛に冷たいアンも意外。
無印変身も今週か来週で見納めみたいです。

MX 2023年3月15日再放送(放送開始30周年記念)

  • プロローグは学校が無くても寝てるうさぎ。第1話初っ端で流れたザ・初期セーラームーンのBGMがうれしい。
  • 闘争心養成と称してルナにバーチャルリアリティーシアターに連れて来られるうさぎ。
    「あれがばあちゃんのリヤカーがシェーなんたらかんたらかあ」。バーチャルリアリティーという単語自体はこの前の年当たりからちらほら聞かれるようになってました。最近のようでいて以外に昔からある新しい単語です。
  • 「こらルナ、ほんとは衛さんの記憶を取り戻す方法知ってんじゃないの?」なんでうさぎのときみたいにピーっていかないんでしょう。
  • 独りのうさぎを見つけた衛が「デートの相手がいないんなら、中学生らしく図書館にでも行ったらどうだ?」このセリフ、「、」のところで、一瞬おっと思ってしまうあたりが思うツボ。
  • 自分も独りで並ぶ衛。以前夢ランドのパンダ列車に一人で乗っていましたが、こういうのを独りで楽しむのが趣味なんでしょうか。
  • 夏美にビンタされる短ランリーゼントのヤンキー。『今日から俺は!!』が1988年から1997年までの連載、その途中の1995年から1997年まで続いた『東京番長』は、東京ではすでにヤンキーが絶滅しているという設定なので、当時すでに希少種に近いかも。
  • 衛と星十郎に抱きつくうさぎにパパが「パパはうさぎを信じてるぞ。いいな、信用しているからな」。ちょっと頭が足りない中2の美少女を娘に持つ父親としては気が気じゃないでしょう。
  • 「待てばカイロもあったまるってね」「『待てば海路の日和あり』じゃないかしら」。本に目を落としたまま訥々としゃべるえげつない亜美ちゃん。
  • 「正義の美少年小学生、スニーカー進悟。月に代わっておしおきだい」。ちょっと待て、セーラームーン大好きなのはいいとして、なぜそのポーズとセリフを知っている? つまり本人が、怪事件を取材に来たマスコミの前でやってるってことじゃないか。そのニュース見たいぞ。
  • 進悟といい、ブルゾンの袖がセーラーVの人といい、普通の人々からはセーラー戦士の記憶は消えていない様子。すると、ここ2か月ほどの間ぱったりと姿が見られなかったわけです。週刊ドッキリに「セーラームーン解散本当だった!?」とか書かれていないか心配です。
  • まこちゃんのテーマ曲に乗せて張り合う衛と星十郎。映し出されるバーチャル怪獣の中に、妖魔ボクシーなんかが紛れ込んでいます。
  • 「ほほ、こんな野蛮なゲームは好みませんでございますから」「まあ、何事も戦って勝ちとってこそ意味があるのに、初めから負けを認めるなんて、素直な方」とじゃれている間に出てきた怪獣に驚く二人。うさぎの視聴者サービスが入っています。ありがたや。
  • 前回うさぎが視聴者サービスしたのは、たしか第42話だったと思うのですが、偶然なのか、両話でうさぎの服装が同じです。冬物でミニスカートのレパートリーがそんなにないので揃ったんだと思いますが、だからってこれを着たら必ず見せなきゃならんわけでもないぞw
  • 「人の好意は、強引に求めて勝ち取れるものではないだろう」。相変わらず冷淡かつ熱い衛。そこでそーそー言ってるうさぎ、あなたもです……。
  • また怪獣に驚いて逃げるうさぎに「お団子! 方向音痴は迷うだけだぞ」。あれ? 「お団子」って呼んだのはもしかして初めてじゃなかろうか。
  • ちょくちょく挿入される、中の騒ぎと関係ない行列の4人。ワクワクで残り人数を数えるレイちゃん、イライラまこちゃん、ことわざも尽きて退屈な美奈子ちゃん、ひたすら読書にふける亜美ちゃん。近くに並んで観察したいわ。
  • 「行くぞお団子、始めたからには最高点を目指す」
    うさぎの手を引く衛。ああ、第34話であんなことになってなければ、まだデレデレになる前のうさぎとでこんな展開もあったんでしょうか。見たかったなあ。
  • タキシード仮面と月影の騎士に手を引かれるうさぎの妄想。なんか久しぶりな気がします。
  • 実際に手を引いていたのは進悟。「お姉ちゃん、お姉ちゃん、お姉ちゃん!!」「進悟! なんだってあんたなのよ、あっち行きなさいよ」「お姉ちゃん、パパが大変なんだよ」。うさぎを頼る進悟もレアかもしれない。やっぱり家族だ弟なんだと再認識させられます。
  • 衛が来てくれるとなったら、「俺は男だ、うさぎはここにいろ」と、さらっとうさぎ呼びに戻る進悟。
  • 「なによ、あんたこのお姉さんを誰だと思ってんの? せっかくいい場面だったのに! なんて言ってる場合じゃないじゃない!」セーラー服美少女戦士よ、って意味でいいんでしょうか。ルナがあれこれ心配しなくても、それなりに闘争心がある模様。
  • 「あと3人」。ここまでくればレイちゃん以外もニコニコ。やたらに尺を使って、時間を持て余しながらイソイソする4人が繊細に描かれています。特に会話しなくても間が持っている4人の仲のよさが伝わるようで、アニメであえてこういう間というのは好きです。
  • 亜美ちゃんも本をたたんで、ここでやっとタイトルが明らかに。「V・シアター攻略」。もう形から入る子なんだから。みんゴルのCMでそんなのありましたよね。
  • 第40話の温泉に続いて化け物の相手をさせられ、進悟に逃げろと叫ぶパパ。立派な父親です。おつむ以外は娘に遺伝したかも。
  • パパの消火器攻撃。カーディアン相手には藪蛇でしたが、ヤンキーのケンカとかだとかなり強力です。今日俺でも三橋がぶっ放しています。
  • 弱った衛達に「おとなしくなさって」と脅すアン。夏美じゃないときはそんなに衛に興味がないんでしょうか。
  • たしの大事な人たちをいじめて、ゴメンしたって許さないんだから!」第44話でもうちょっと凝ったやつがありましたが、演出が同じ人ですね。
  • ムーンティアラアクション失速。おお有名なやつじゃないか。
  • 「誰だか知らんが、戦うならしっかり戦え」。冷静に振り返ってみると、衛が自分の正体に気づく第26話以前に、衛がセーラームーンと一緒にいたことはなかったかも知れません。
  • 衛と同時に月影の騎士登場。おお別人なのか! 大昔読んだ同人誌で知ってはいますが、それ以外は情報を入れないで見ているので、ちょっとびっくり。リアルタイム検索したら同案が若干名いました。よく見ると目も髪も先週と違います。誰だお前。
  • 「あやかしの影の世界に 美しき愛の花が咲く 闇を彩る白き風一陣 月影の騎士」
    「真の勇者はあえて戦いを求めぬもの。しかし降りかかる火の粉は払わねばならぬ」
    うん、これは鳥肌が立つ視聴者が結構いそうだな。
  • 名実ともに役立たずのセーラームーンに代わって、ジュピターとヴィーナスがお手柄。3週続けてセーラームーン以外です。
  • 「見事だ。セーラー戦士たち。戦いの中にあっても、友情の放つ輝きは常に美しい。アデュー」
    さっきまでカーディアンに触手視聴者サービスでぐるぐる巻きだったやつのセリフとは思えん。非常口目がけて飛び去る月影の騎士。
    ちなみに非常口の誘導灯が、ロードランナーの絵が描かれていない規格化前(1982年以前)のものです。
  • 「ティアラは使えなくなっちゃうし、月影の騎士は衛さんじゃなかったし。もうわかんない、どうしたらいいの?」
    ルナは家族のいる横で「うさぎちゃん」と呼びかけるし、もうわかんない。