だって世の中だもの

セーラームーンの感想のみ

#64 銀水晶を求めて!ちびうさの秘密

ちびうさの設定が少し語られる回。しかし語られるのは視聴者に対してだけで、うさぎ達に対しては相変わらず謎だらけ。笑えるカットをいちいち紹介するとキリがないです。

MX 2023年6月21日再放送(放送開始30周年記念)

  • ネフライトのテーマ曲(?)に乗って「どう? この口紅。この夏は死人の色を巷に流行らそうと思うんだけど」。ペッツがしゃべった! 過去2回絵だけ出てきて、今週やっと初しゃべり。
  • 「ラビットはたしか雷が大嫌いだ」。どこでどうやって仕入れてきたんだそのアドホック極まりない情報は。
  • うさぎも雷にビビりまくり。こちらは第20話で雷とサキコちゃんで腰を抜かしています。
  • 珍しく月野家遠景。手前はこうなってるのか。たしかに近いところだと、第61話で衛と帰宅したときに金網と木々が映っています。よく考えて見返してみたら、第1話でうさぎが進悟にいじめられているときから映ってます。毎週ぼーっと見てるんだなあ。
  • 男の子を迎えに来る父ちゃんの第一声が「おーいヨシオ、塾の時間に遅れるぞ」。ちょっと子供に冷たい。車からして、家は鈴木スポーツ用品店
  • 小学校に一人。降りしきる雨の音。劇中の子らはみんな泣いてますが、このシチュエーション大好きです。さみしい幼少期だった……。
  • 「雨の日だから、オタマジャクシ買って」と意味不明なことを言っている子供、声はうさぎが当ててます? 一瞬、迎えが来たのかと思いました。
  • レインコート姿のうさぎ。お団子が隠れるので顔に集中できます。
  • 居間でゲーム中の進悟。家庭用ゲーム機が出てきたのは、第31話の杏ちゃん家と、第40話で進悟が遊んでいた携帯型がありますが、あんまり見ないなと思っていたら、ついに月野家にも導入。1993年とはいえ、ファミコンがとっくの昔に1000万台突破してますから、男の子がいる家にはたいてい何かしらありました。
  • 遊んでいるのがセーラームーンゲーム!! 屋上ショーに続いてついにここまで来たか。この世界住みてえ。よく見ると、ごちゃごちゃ入れ込んであります。『ストリートファイター』(カプコン/1987年)、『グラディウス』(コナミ/1985年)、『マトリックス』(アメリカ/1988年)、あとエイリアンっぽいのは『R-TYPE』(アイレム/1987年)じゃないな、なんだっけ? スコアのゼロがバックスラッシュゼロとは渋いな。
  • 電話の呼び鈴【古】の鳴り方がちょっと早い。普通はちょうど1秒鳴ってちょうど2秒休み。ただし本放送当時だと、「試験用特番」といって、114番を回して【古】受話器を置くと、これくらいの早めの周期で鳴るのです。昔の推理小説なんかで、これを使って電話がかかってきたように見せかけるトリックなんてのが出て来ることがあります。
  • 電話に出る進悟が久々のオーバーアクション。
  • 衛にうさぎがぶつかってきて、とっさだからか「何をそんなに慌ててるんだ?」と普通に応対する衛。お付き合い関係以外だと普通にしゃべるという、こういうの、こそばゆくて好きです。
  • でもとりあえず冷たくしないといけないので、「幼い子がいなくなってるんだぞ」と話をそらす衛。そらすというか合理的な口実。そもそもこいつ昔から、思いは熱く態度は冷たく、がモットーですから(※個人の感想です)、ちょうどよかった。
  • 衛とうさぎをパーラージューバンの窓から観察するまこ亜美。まこと曰く「ばったり会っちゃった」。どことなくしゃべり方がぎこちない。ほんとにばったりだったのか? え?
  • 「誰かさんだけいないけど?」「あーら、うさぎはミソッカスだから例外よ例外」。ミソッカスって、あさりちゃん以外で使ってる人見たことなかったぞ。レイちゃんは、おっぺけぺーとかこういう語彙は豊かなようです。「ねえみんな?」でCM入りするセンスが素敵。
  • ルナPでプーとやらに帰りたいと泣きごとを漏らすちびうさ。鍵を使うと時間旅行できるらしい。この辺が「ちびうさの秘密」ですか。でも今週、「銀水晶を求めて」はいなかったような気が。
  • ルナPの目に映るプーの、解像度低めの顔の絵。インベーダーやファミコンでテレビゲームが世間に認知されてから、「ゲーム→ガタガタの絵→こんな感じ」というステレオタイプがテレビでは絶対でした。とはいっても、セーラームーンゲームは普通の絵ですから、単に通信状態が悪いと言いたいだけかも。
  • ちびうさがカギを使って異変が起こるなか、亜美ちゃんが「たいへん教科書」。Rになってから、というかこのシリーズに入ってから、亜美ちゃんのガリ勉キャラが極端になった気がします。
  • ドロイドに吹き飛ばされるちびうさとルナP。ちゃんとルナPの瞳孔が閉じているのがかわいい。ところで場所は青果売り場のようですが、なぜイカが。
  • 無重力状態で漂う4人。美奈レイなんかが恥ずかしがる中、スカートを無視して教科書を回収する亜美ちゃん。非科学的現象に遭遇して楽しそう。豪快な胆力だ。
  • ちびうさを発見する4人。この状況で教科書を開く亜美ちゃん。豪快な胆力だ。
  • ドロイドに吹き飛ばされて壁に張り付く4人。さすがに亜美ちゃんも教科書を手放していますが、教科書の方から亜美ちゃんについてきています。もはや一心同体。そしてどうやら、教科はやっぱり数学だった模様。
  • ちなみに亜美ちゃんとレイちゃんの服、さっき引き合いに出した雷鳴りまくりの第20話で着ていたやつです(レイちゃんは色違い)。わざと?
  • 無重力でブローチを取り出して「ムーンクリスタルパワー・メイクアップ」を叫ぶうさぎ。この姿勢素敵です。時期的に、毛利衛スペースシャトルに乗った翌年なので、今週はそこらへんの映像とか参考にしてそう。
  • 「お待ちなさい」のセーラームーンとか、タキシード仮面とか、掴まりまくり。でもおしおきポーズは掴まらずに決まるらしい。
  • 出てきたセーラームーンに「あなたはだれ」とちびうさ。今まで見たことないんでしたっけ? 確認したら、最初の第60話は気絶、そこから先週までは戦闘時にちびうさはいませんでした。
  • 地震雷火事ドロイド」。アバンタイトルと本編で2回言ってます。気に入った? 90年代どころか80年代にはもう「親父は怖くなくなった」と言われていて、2023年現在ではこのフレーズ自体忘れ去られてしまいました。
  • いつものようにドロイドに吹き飛ばされるセーラームーン。なんで無重力状態で大ちゃん涙だけ真下に下がるんだよw
  • しびれて骨格が映るセーラームーン。第1話と違って、お団子とテールには骨はありませんでした。
  • 「チャンチキおけさ(三波春夫)でも踊るがいいぞ」と言ってバラを計5本取り出すタキシード仮面。平気か? 第14話では2本投げたら弱ってたんだぞ! そうか、先週先々週とマーキュリーとマーズが新技を披露して、なんで今週あとの二人じゃないんだと思ったら、こいつのパワーアップ披露回だったのか! よくできてるなあ。
  • ちびうさと手をつないで街なかの歩道橋を渡るタキシード仮面。その姿で普通に出歩くなw でも、屋上ヒーローショーにこいつもいたくらいだから、メジャーなんだろうな。
  • その二人を見て「んーもう」とほっぺを膨らませるうさぎ。第17話で通信機をもらったときの顔みたい……と思ったら作画監督が同じでした。冷たくされても好きなものは好きだと今週あらたまったので、余裕が出た感じ。