だって世の中だもの

セーラームーンの感想のみ

#128 運命の出会い!ペガサスの舞う夜

SuperS1話目。オープニング、エンディングとも、ちびうさが主役。コミック同様うさぎとダブル主人公になるんだと思いますが、Sのほたるちゃんを経て本格的にちびうさが軸ということですね。

YouTube 2023年3月27日(劇場版公開記念)

  • あまり特別感なく、普通に新章突入。Sはクライマックスがラスト3話目で、そこから2話かけてエピローグが描かれたので、スムーズに入れます。R→Sはクライマックスから急に総集編→レイちゃん瀕死だったからなあ。
  • うさぎがちびうさを脱がして場面転換。Sの終盤から、やたらとうさぎ親子のお風呂とかお風呂上がりとか視聴者サービスが目立ちますが、その流れ?
  • まさかの宇奈月ちゃん再登板。そういやコミックにもいる。これはSと同様に、旧キャラを一人づつ血祭りに上げていく中で各種設定を明らかにしていくやつですか?
  • 元基お兄さんも、美奈子ちゃんに飽きられた第91話以来の出番。だけれども両隣にうさぎはいない。無印好きとしては寂しいです。
  • この元基お兄さんという人、クラウンのバイトという立場上、普通の人々としてセーラー戦士(の世を忍ぶ仮の姿)と親交があります。そしてその流れで宇奈月ちゃんも。
  • そう考えると、うさぎの一番の親友なのにセーラー戦士(の世を忍ぶ仮の姿)とほとんど関わりのないなるちゃんの方が、むしろ特別に見えて来ます。昔はしょっちゅう襲われてたから、戦士とは顔なじみですけど。でもSでは愛情度コンテストをみんなで応援したこともあったし、全然出番がない間に、そのへんの垣根もなくなってきたのかもしれません。
  • うさぎ曰く、怖いから怪奇日食。でも昔は日食は凶兆、凶事でしたから、あながち間違いでもない。間違いだけど。まあのび太の一日中食べてるよりは賢い。
  • みんなでサングラスや下敷きで太陽観測。昔はこんなんとか、ガラスに墨を塗ったやつで大丈夫と言われていました。今はちゃんと専用メガネを使いましょう。
  • 道化たちが皮肉をいうのがいかにもサーカスものという感じ。ちなみによく考えたら『からくりサーカス』よりは前のお話です。
  • ホークスアイの声。Sでほたるパパが三鷹パパだったのも意外でしたが、今度は坂本。やっぱりそっちのつながりで聞こえるので、意外な人選に思えてしまいます。細かいこと言ったらサキコちゃんが八神とかいろいろありますが……。
  • クラウンでうさぎたちにドリンクを運んでくる宇奈月ちゃん。微妙に南半球【死語】が見えてます。今までこういう男目線ってあまり無かった気がします。
  • 仙台坂経由のバスでタイガーズアイに絡まれる宇奈月ちゃん。第10話と同様、経由の字が俗字の「仙台坂圣由」です。検索してもよく分からないのですが、当時の都バスはこれだったんだろうと思います。
  • 2シリーズ連続で犠牲になる、ピュアな心と美しい夢の持ち主・宇奈月ちゃん。今回は鏡から首を突っ込んで覗きまわっただけで終わり。S1話目のレイちゃんに比べたら全然大したことないです。こっちのほうがいいと思います。Sのピュアな心の結晶は、最初は死に直結する深刻なインパクトの演出だったのが、次第にギャグになり、最後はバーゲンセールでしたから。
  • うさぎの変身シーンは省略。新シリーズ1話目でこれというのは、さすがに4シリーズ目ともなるとそこが目玉でもないってことですね。
  • レムレスがなんだか第11話(夢ランド)のムーリドみたいに首を回しています。演出が同じ人だ。
  • オープニングの絵もエンディングも各種アイキャッチも総入れ替えで、BGMも大半が新規だった中、変わらないのがタキシード仮面のテーマ曲。これはもうすごいことです。つまりムーンライト伝説と同等です。ほんとかよ。
  • あとひとつ、日食現場にみんな集まったところのBGMは、無印から伝統の、月野家の朝食のテーマ(勝手に命名)。やっぱりこのへんの曲が流れると、ああセーラームーンだと安心します。
  • ムーン一家のピンチにペガサスが現れて、聖杯なしでスーパー化。カレイドスコープも支給。名前も分からないけどとりあえず構えて使用。この辺の飲み込みの速さは相変わらずです。