だって世の中だもの

セーラームーンの感想のみ

#54 文化祭は私のため!?レイ女王熱唱

巫女さんで預言者でスキーがうまくて作詞作曲できて歌うまで学校のアイドルでキャバレーの内装や明治時代のギャグにも造詣があって……。

MX 2023年4月12日再放送(放送開始30周年記念)

  • 巫女姿でバイトのまこ美奈。うさぎもじじに勧められるも、「いやーカッコいいけど、お経とか覚えらんないし」。第10話で「バイトしてもいいなー」と言っていたので期待したのに。
  • 文化祭の準備を一人で仕切るレイちゃん。ここのトランペットのBGM、レイちゃんのテーマだと勝手に思い込んでいるのですが、実際にはレイちゃんではあまり使われていません。第31話で衛に電話しているところの印象が強すぎるのかもしれません。いずれにせよいい曲。
  • 「だから昨日も説明したでしょ。いったい何回同じこと言わせるの」。レイちゃんはこれ言うタイプ。雄一郎とか言われまくってそう。
  • レイちゃんを冷やかしに現れる亜美うさ。この3人、好きな組み合わせです。頭身も低めなので無印を思い出します。残り二人はお弁当とアルテミスで参加してます。あと、隠れた今週最大の視聴者サービス、うさぎのヘソも見逃せない。
  • 「ちょっと照明係、キャバレーじゃないのよ、もっと色を選びなさい」「キャバレー?」「レイ様、キャバレーの照明ってどんなですの?」ナイスなツッコミだ。キャバレーの照明の色とか、おっぺけぺーとか、レイちゃんはどこで覚えてくるんでしょう。
  • 作詞作曲の苦労を回想しながら「ぜんぜん苦労しなかったわよ」とレイちゃん。だいたいこの子、普段はいろいろ見せなかったり隠したりして、土壇場になって「そんなんだったらこんなことしてないわよ!」みたいに壮大にネタ晴らしするという、なんというかある意味めんどくさい優しさと強さと弱さを持っています。第43話参照。
  • 「戦士たるものがこういうものに浮かれてていいのかなあ」「ま、たまにはいいんでないの」。ルナが寛大。無印ではあんなにガミガミだったのに、やはり月の王国関係のプレッシャーがないとこんな感じなんでしょうか。とはいえ、その無印の第31話で、みんなで作戦行動するときにレイちゃんだけデートを優先させたときも、ルナは怒っていません。レイちゃんに限ってなんででしょう。
  • 文化祭を見て回るうさぎたち。中学校にゴルフ同好会がある。さすが生活水準が違います。
  • レイ亜美クルーズ船コンビのフィーリングカップル。やはりこうなるのか。これ、どっちがやろうよって誘ったんでしょう。やる気満々のレイちゃんか。クルーズ船とおんなじ構図。やっぱりいいなあ、最初の3人とこの二人。
  • 拉致されてエイリアンの扮装をさせられる星十郎と夏美。その中のひとつが、From A to Z の火星人と金星人に見えるんですが……。
  • レイちゃんのピンチに変身する4人。ペンから惑星記号が出てくるところの音に声がかぶさらないお得版。そして4人で決めポーズ。作画監督が例の人だ。集団決めポーズ大好きな監督。今週なんかレイちゃん抜きだから使いまわす機会もなさそうですが、それでも描いてます。
  • カーディアン・セイレーンにエナジーを吸われた後で、同じくピンチの4人を助けるために息を切らして変身するレイちゃん。折檻ポーズを決めたあとにふらつきますが、いつものバンクから綺麗につないでふらついてます。これ面白いです。
  • みんなに聴いてほしくて一生懸命作った自作スコアを散らかされて怒るマーズ。お札を出して「やーまーさーまんだーばーさーなんせんだー」と唱えていますが、これ真言宗の「のうまくさんまんだ」ですか? 出だしでじじが「うちは神社なの、お経は読まんのよ」とうさぎにツッコんでますが……。なんでいつもの九字じゃないんだろう。
  • ファイヤーソウルバード。肩を組め目を見ろ、セーラー戦士は一体だ~♪
  • 何事もなく再開するレイちゃんリサイタル。月影の騎士のセリフを丸パクりするレイちゃん。ツッコまない猫2匹。あのとき起きてただろお前ら、仕事しろ仕事。
  • 「レイちゃんってさ、ほんとは頑張り屋さんなんだね」とうさぎに図星を突かれ、ギャグでごまかしてレイうさに持ち込むレイちゃん。そんなに頑張って隠さんでも。うさぎは本当は素直にレイちゃんに接したいっぽいのに、レイちゃんが恥ずかしがって絶対許しません。
  • とはいえこのシーン、ほかの3人がそもそも別の場所に座って二人を隔離しているので、すっかりもうこの二人は恋人同士と3人に思われているようです。
  • 次回予告。「許しません! あたしはまこちゃんをそんな娘に育てた覚えはありましぇん!」確かに「しぇん」って言ってる。『101回目のプロポーズ』は1991年なので、すっかり定着していたころです。