137話くらいから、いつ来るんだろうと思っていた衣替え回。『サルでも描けるまんが教室』ですでに「特徴付けも、ほどほどに!!」と称して「シリーズ第6弾!! 仮面パンダーストロンガーアマゾンG」みたいな警句が存在するので、控えめなのがいいです。
YouTube 2023年4月11日（劇場版公開記念）
- モモちゃんと九助がまた出てきた。この子たちすらレギュラー脇役に昇格してるのに、相変わらず単発ゲスト扱いの海野となるちゃん……。
- ロバートに言い寄られたちびうさに相談されたのに、妬いてるんだかなんだかつれないペガサス。そもそもこいつ、いつも都合のいいときだけ湧いて出てきますが、もしかして、ちびうさが会いたいと思った心に反応して出てくる、つまり実はちびうさが呼んでいるとかそんなシステムなんでしょうか。
- 「もーおなかのラッパがぷっぷくぷーよー」。高校生になっても言ってるうさぎ。テレビでペガサス事件を見て、食うのを中断して真面目な顔して飛びだしていったので、ああ、大人になってしまったと思わせておいて、クラウンで食っている。アニメのくせして人の気持ちを手玉に取るんじゃない（うれしい）。
- ロバートに目を付けるフィッシュアイ。引くその他二人。ホークスアイはいいとして、ちびっこ剣士に手を出していたタイガーズアイに言えた義理では……。
- ペガサスが報じられた、レイちゃんが手に取る新聞は十番スポーツ。第22話くらいから読み継がれているスポーツ紙ですが、昨今はカラー化した模様。
- あとから到着するちびうさと、しゃべりながら席を詰めて1席空ける亜美ちゃんとまこちゃん。いちいち細かいのが好きです。
- 久しぶりの、引きの絵にアップを重ねるやつ。いつ以来でしょうか。もしかして亜美ちゃんがかわいかった第72話以来？
- 「でも、このお姉さんたちは、あたし以外みんなフリーよ」。明確に浦和くんがいなかったことにされています。さすがだ。
- 恋の相談中にすでに誰かいる疑惑をかけられ、ごまかしてうさぎとサンドイッチを奪い合い、新聞のペガサスに気づいて手を放し、記事を否定し、今度はペガサスについて追及され、ごまかすように真剣にペガサスをかばうちびうさ。「だって、ペガサスはいつもあたし達を助けてくれるじゃない。こんなの嘘に決まってるわ！」わかったから、誰か土足で食堂のテーブルをはい回るちびうさを叱れ。
- ロバートに会いに行くと思しきちびうさを尾行するうさぎと、やや離れて続行する4人。まったく大人になる気配がないです。「ねえ、もうやめましょうよ、つけるだなんて」という亜美ちゃんはもう様式美。
- 「必殺、ダブルセーラーキーック！」セーラームーンキックって久しぶりだなあ。Sでは美奈子ムーンが前蹴りで繰り出したっきりでした。
- 回転木馬・まわし太郎くん。そろそろサーカスの芸のネタも尽きてきたか、気づかれないように遊園地の遊具に変更。馬の姿からマッチョに変わるところ、わざと急に絵を変えてこっちを惑わせて来るのが面白いですが、そのあとのびよよーんっていうSE、うる星でよく聞いたやつじゃないか？
- まわし太郎くんをお気に召さないセーラームーンがさっそくちびムーンにペガサスを呼ばせる。ここぞと回転木馬の設営を始めるまわし太郎くん。できあがるまで見ているペガサス。すごくシュールです。
- 服が変わるとバンクを描きなおさないといけないので、スパークリングワイドプレッシャー、今回は珍しく手を合わせるところから完全フル尺で見納めです。
- 短剣投げが下手なフィッシュアイ。「さっさと当たんなさいよ」「あんたが下手なだけでしょ」。SSはSと違って戦闘がコミカルに徹しているので、落ち着いて見られます。
- さっきギャグで使ったダブルセーラーキックをピンチで再使用。こういうシリアスへのコミカルの組み込み方は大好きです。
- 「みんな、スーパーセーラー戦士に……。僕がパワーを送ります」。急に関係者ヅラするペガサス。4戦士もすぐには信用しませんが、視聴者も何も知らされてないぞ。タイトルのSuperSって、Sはセーラームーンだけスーパーで、今度はスーパーが複数いるってことですか？
- 4戦士に信じてもらうべくが如く、親子を救おうとバリアに体当たりするペガサス。身を案じるちびムーン。驚きを隠せない4戦士。剣に持ち替えて親子を狙うフィッシュアイ。悲壮感を煽るムーンライト伝説モチーフ。回転するまわし太郎くん。この回こういうシリアスとコミカルのバランスが徹底してます。
- ヴィーナスを言い出しっぺにペガサスを受け入れる4戦士。相手をにらんだ後に互いに見つめ合いうなづくその姿、「あらあんたも似合うじゃない」とか大喜利をしたくなります。
- 威力の増した従来の技でバリアと木馬を破壊。まだバンク描きが間に合わないので技の絵はたぶんワンオフ。シャインアクアイリュージョンなんかほぼウォーターマグナムです。というか、新技はないんですか？ ほら、いつもならなにも教わっていないのに口から出まかせのごとく新しいのが出るじゃないですか。
- ロバートを振るちびうさ。草葉の陰から盗聴するみなさん。「結構いい雰囲気じゃないか」「なに話してんのかしら、聞こえないわ」「せめてもうちょっと近寄れればねえ」。大人になってないどころか、第15話から進歩してねえ……。
- 一方で、その第15話から一歩進んで衛との約束を優先させるうさぎ。ポケベルだ!! と言っても、美奈子ちゃんが「ブルったわね」と当たり前に言っているように、本放送時の1995年には別に珍しいものでもないです。『ポケベルが鳴らなくて』が1993年とか。むしろ、携帯電話前夜くらいの時期です。
- 「あきらめちゃダメよみんな、まだまだ夏はこれからよ」「そうよ、海にも山にも男の子がいっぱいよ」ということで次回は海だそうです。
