このシリーズはうさぎ親子が互いに絆を深め合ってきてますが、今回はこっそりちびうさの本音。うさぎ・レイちゃん・ちびうさ・セレセレのいろんな肖像が楽しめておトクです。やっぱりプロのアニメーターの画力はすごかった。
YouTube 2023年4月24日（劇場版公開記念）
- 宿題でうさぎの絵を描くちびうさ。うさぎの能天気で優しいところが表現されてると思います。ルナが完璧と激賞するなら間違いない。うさぎも実はこんな感じの絵がうまいですから（第49話の紙芝居とか）、血を引いてます。
- ルナの久々な感じのしゃべり方の「かなりいい線いってると思うけど」に、うさぎの「うっきー」。こっちもたぶん久しぶり。ブスくないって言い方も第31話のルナ以来かも。
- ちびうさのペンケースにルナPの絵が。いなかったことにされたわけじゃないようですが、今どこにあるんでしょう。
- カモイに絵をすすめられるも、うさぎはもちろんちびうさも文無し。うさぎの抱えている肉まんの袋、あれ全部肉まんだとしたら10個以上は軽いでしょうから、そりゃそうだ。ちびうさもうさぎのために気前がいいです。しかもカモイが絵を描く間に全部食っちまいました。ほんとに肉まん好きだなあ。
- 「出不精のあんたがどういう風邪の吹き回し？」に始まって、今回はアマゾネスがお互いの名前を一切呼びません。視聴者を試してます。
- カモイに描いてもらううさぎ。「やっぱー、食べてるときの表情が一番いきいきしてるかなーなんて」。本人にも自覚があるのか。実際かわいい食いっぷりです。カモイが倒れるのも無理はない。
- 珍しい、たそがれ時の月野家。
- チャーハンを作って鍋を火の海にするうさぎ。ちびうさがいてもこれか。中華だからある意味鉄人級というか。
- ツッコミどころしかないチャーハン。誰の顔だ？ 月野家はカレーにマダコを入れるというのが第45話で明らかになってますが、チャーハンにも入れるのか。またグロテスクにはみ出してるし。まさかツインテール？ エビまで入れたらそれはもうパエリアというかジャンバラヤではないのか。縮れ毛が見えるってことは、業火でアフロ化したんかw とてもツッコみきれない。
- カモイにちびうさの絵を見せる。第146話でお団子を引っ張られたうさぎが、今度はやり返してます。
「でも、とっても愛情がこもってる。君はこのお姉さんがよっぽど好きなんだな」
話の最後にこの絵のタイトルが出てきますが、命名したのはこれを聞く前なのか後なのか。どっちなのかで印象が変わってきます。
- 氷川神社でカモイ作のうさぎの肖像を鑑賞。レイちゃんが「うさぎの感じがよく出てるわ」と言うと重みがあります。理想に耽るうさぎを最初に無視するのが亜美ちゃんというのが亜美うさ好きにはもうたまらない。
- うさぎの顔がちびうさの絵に近付いていく。そっくりクレヨンかお前は。
- この絵、誰が持って帰ったんでしょう。後の回でレイちゃんの部屋に飾ってあったりしたらレイうさ好きにはもうたまらない。
- カモイの営業現場にリムジンで乗り付けるセレセレ。第154話の保育園もこんな感じでした。帽子かぶったらかわいい。そしてカモイを連れて行くのが大豪邸。都内の一等地にどうやって？ さすがサーカスのテントが出来ようとネフライトが山を作ろうと誰も気にしない十番町。十番ハワイアンセンターに比べたらこんなん楽勝ですよ。
- 「うふふ、つかみはオッケーですわ」。第131話でも出てきたダチョウ倶楽部のネタ。2回出てくるあたり、ダチョウの人気絶頂ぶりがわかります。
- カモイに描いてほしくて暴れるレイちゃん。うさぎに嫉妬してるんだ。レイうさ好きにはもうたまらん。
- レイちゃんのカモイ捜索指令にあきれ顔の一同。亜美ちゃんだけ、第11話とか第26話に出てくるスペシャルあきれ顔！
- カモイのうさぎの絵の裏に手紙。うさぎの優しさに中てられた人がまた一人。
- セレセレ邸に目を付けるルナ。「この家から邪悪の気を感じるの」。なにを突然無印でやってたようなことを。エナジーの探知能力は健在です。第153話では涙パワーが出てきたし、昔のネタで新鮮さと懐かしさを同時に出すのは好きです。
- と思いきや、親子が変身したところからルナが忽然と姿を消してしまう。無印だったら、逃げ回るセーラームーンと尻を叩くルナになるところ、ちびムーンがいるのでそうならないのは分かりますが、なんでこんな中途半端にしたんだろう。
- 設備で釣ってカモイに思い通りの絵を描かせ、そのあとで鏡を打ち出すセレセレ。カモイにイヤイヤ仕事をさせるもんだから鏡が紫色。結局セレセレ、何がしたかったんだ？ 単に注文通りの絵を描かせたかっただけ？
- セレセレに凸凹コンビと言われて、第146話に続き「この口かこの口か」と鼻に指突っ込みの応酬。その角度で指突っ込んだら蓄膿症になるぞ。うしろの窓の外がまばゆい光のままというのがまた笑えます。セーラームーンの立ち膝蹴りも見逃せない。かつて師ファラオ90に飛び込んでいった衣装でこれだからなあ。
- 夢食いローズ・トゲトゲ嬢ちゃんに紫の鏡を無理矢理食わせようとするセレセレを見ながら、「なんかさ」「チャンスみたい」。第145話のバレエのときは、相手が千葉繁御大だから付き合っていた親子ですが、今回はまったく忖度なしです。
- カモイが目を覚ますのを、変身したまま待っていた親子。こういうとき、元に戻って「セーラー戦士が助けてくれたわ」とかいうパターンと今回みたいなのとありますが、どういう心理で使い分けてるんでしょう。ちびムーンが「お金持ちになりたかった？」とかしゃべっているあたり、今回はバレバレで気にしてないのかも。
- カモイの絵に不満のレイちゃん。結局誰一人カモイの絵に写った自分の客観的な姿に納得していないという。
- ちびうさに言われたのと同じ言葉でレイちゃんをおちょくって絞められ、ぎょぴちゃんになるうさぎ。その直前に一瞬だけ映るうさぎの嬉しそうな顔がまさにレイうさ。
- 本心を言い当てられてしまったカモイにだけちびうさが内緒で教える絵のタイトル。「あたしのあこがれの人」。ママじゃなくて、この人に。だったらそのあこがれの人の鼻に指突っ込んでんじゃないよ。セーラームーンのハナクソくっついてるんだぞ？
