だって世の中だもの

セーラームーンの感想のみ

#162 闇の震源地デッドムーンサーカス

今回は敵の本拠地へ。とはいっても、以前チケットを買って公演を見に行ったところなので、徒歩数分。そういえばRもSも本拠地は徒歩圏内でした。地球の平和を町内で守る物語。

YouTube 2023年4月30日(劇場版公開記念)

  • プロローグは前回のラスト。しかしBGMがSのやつ。この曲を聴くと全体通して重苦しかったSの気持ちにさせられます。
  • デッドムーンは、夢見ることを忘れた人たちに捨てられた夢の残骸から生まれた怪物。奴らを封印するにはゴールデンクリスタルの力を発動させるしかない。この説明のBGMが、Rで散々使われたブラックムーンのテーマ曲(?)。これまでシリアスや戦闘シーンでは旧曲はほとんど出てきませんでしたが、話全体がシリアスになってくると、ここら辺の曲の力の出番になるようです。
  • ゴールデンクリスタルは、天空の星々をも容易に破壊できるほどの力を秘めていると言われている。第26話で幻の銀水晶についても、惑星一つをも吹き飛ばす力と亜美ちゃんがルナに聞かされています。そういえば、SSは銀水晶についてここまで全然触れてませんね。
  • 突如生え出した巨大な植物がビルに絡みついていく。同時に苦しむタキシード仮面は置いといて、住民のみなさん、どうしてるんでしょう。暗いから忘れがちですが昼間ですよ。前回ちびうさが窓の外を見てびっくりしたときには避難が済んでいたんでしょうか。育子ママたちも薄情だなあ。
  • 自分にもペガサスの声が聞こえたと衛。プリンスエンディミオンと呼び掛けるペガサス。そういえばこの人王子様だったの忘れかけてました。
  • 自分がゴールデンクリスタルを使えればと悔やむちびうさに、最初に声をかけるのがレイちゃん。第87話で例のレイうさカットが出てきたときみたいです。うさぎ相手じゃなくてもレイちゃんはこういう感じなんですね。
  • ゴールデンクリスタルの話もまとまったところで、ペガサスに止められたのに結局サーカスに殴り込みに行く一同。玄関に向かううち、「あーしょうがねえなあいつは、そっとしとくか」という顔で、衛にひっつくうさぎを見るのが3名。あえて見ないのが2名。最後に一声かけていくのがレイちゃん1名。気の遣い方もいろいろ。
  • 猫3匹は衛を見守りつつ留守番。毎回、ラストバトルには猫は参加しません。が、シリーズを追うたびに出番そのものが減っているので、そこらへんの歯がゆさも減少中。
  • サーカスに向かってレムレスを蹴散らしていく戦士たち。マーズフレイムスナイパーはバンク入りで鮮やかに決めたところで、尺が尽きたか、ヴィーナスとマーキュリーは「とりゃ」とか「ふん」とか、もはや技名も言わない。新技は長いから。
  • ジルコニア課長をすっとばして、アマゾネスに直接力を与えるネヘレニア様。なにか姿か性格か変わるのかと思ったら特に変化せず。そういうのももう古いか。
  • 「ペガサスはおとぎ話なんだって、自分に言い聞かせて」「自分の夢と引き換えに、心の奥にしまいっぱなしだった」「今の気持ちを大切にしていれば、ペガサスはずっと一緒にいてくれるんじゃないかな」。夢の内容を空想から現実に置き換えていくのが夢の引き換え、つまり大人なのかと思いますが、空想の方の夢はしまってあるだけで捨てたわけではないようで。
  • ベスベス究極奥義・玉納豆。コミックでも出てきましたが、アニメ化するとは思わなんだ。ネヘレニア様から授かった、白い月の者たちを始末するための力ってこれのことですか? こんなしょうもない技でシリアスに苦しむ戦士たちですが、見て喜ぶ人はいっぱいいるぞ。
  • ムーンゴージャスメディテイションを跳ね返すジルコニア様。さすがベスベスにやっとこどうにか勝てるお方。
  • ジルコニア様直々の玉突き。うーん年寄りはゲートボールというステレオタイプが素敵。ゲートボールに長尺クラブというのが年季が入っています。しかもジルコンにそんな使い道が。
  • ちびムーンからゴールデンミラーが出るやいなや、中に駆け込むペガサス。なんだそのペガサスホイホイみたいな機能は。
  • 出てきた鏡を素手で体内に押し戻すちびムーン。なんか第109話の美奈子ゾンビみたいだ。ペガサスが関わるだけあってすごい心の力です。
  • その隙にまんまとちびムーンを鏡に閉じ込めるジルコニア様。この人ただの中間管理職じゃなかった。さああと何話で決着だ。